「蔵」・ルージュ[2022]オリヴィエ・ボノーム【フランス　ロワール　自然派　赤ワイン】

【インポーター情報】
色合いは透明感のある深いガーネット。イチゴ、プラリネ、ナツメグの香り。ワインはフレッシュかつスマートで、みずみずしくジューシーな果実味を塩気のある酸とミネラル、キメの細かいタンニンの収斂味が優しく引き締めます。

収穫日はガメイが9月15日、ピノドニスが9月22日。収量は豊作で50hL/ha。買ブドウのガメイはビオ栽培者シモン・タルデュー、ピノドニスはボノームの自社畑から。SO2無添加、軽くフィルター有。

ボノームの所有するテニエールの ピノドニスも豊作だったので、テニエールのタンクに入り切らなかった分を別の小さいタンクに移してマセラシオンカルボニックで仕込み、熟成前にガメイとアッサンブラージュ。

日照量に恵まれた年ということもあり、アントシアニンの抽出が良く、ライトに仕上げた早飲みワインとは思えないコクとタンニンがある。食事と合わせるのはもちろん、熟成させても面白そうなワインです。

【湘南ワインセラーのコメント】
師匠のティエリー・ピュズラが、だいぶ前に、日本酒の蔵を訪れてその時に得たインスピレーションから生まれたというエピソードがある「蔵」！！

その後、新酒的な意味合いも込めて、葡萄を収穫した翌年の前半にリリースされることになったのですが、『オリヴィエ・ボノーム』に継承されて以来、リリース時期を少し後にずらし、より安定したクオリティで満足度が上がってきています！！！

１０年以上前になりますが、ピュズラが、日本酒の生産者を数件訪問。「ワインと日本酒の違いはあれど、国の伝統、文化が反映されている醸造酒には変わりはないと。」と感じたそうなんです。
この貴重な体験から得たインスピレーションから新しいアイディアで、ワインを造ることを決意し、その思いを日本の酒蔵から一文字とり「蔵」と表現したことが、このワインのはじまり！