ムーゾン・ルルー・エ・フィス
モンターニュ・ド・ランスの新世代シャンパン『ムーゾン・ルルー』。
いや~~『ムーゾン・ルルー』どんどん良くなっています(*^.^*)
ナチュラル系シャンパンの中で、このクオリティでこの価格でリリースしている蔵元って他に思いつかないくらい、
良い意味でクオリティと価格のバランスが崩れいます(笑)
2015年頃から『購入必須&体験必須のシャンパーニュです。これを、飲まなければあとからきっと後悔します。』
とおすすめしてきたのですが
あれから6年、予測していた通り、極めて入手困難となってしまいました。
モンターニ ュ・ド・ランスVerzyを 本拠に周 囲10㎞ にVerzy(GC)、Verzenay(GC)、 Ludes、 Villers-Marmeryに10haを所有しているフィリップ・ムーゾン。
1997年からリュット・レゾネ、ビオロジックなどいろいろな手法を試 し、ブルゴーニュでワイン造りを学んだ息子セバスチャンが2008年からビオディナミを実践しています。
土が他の畑と比べて非常にやわらかく、真冬でも雑草だけでなく多様な植物が生えているところ からも、ワイン造りの土台としてのポテンシャルを窺い知ることが出来ます。シャルドネとピノノワールの それぞれが適するグランクリュを持つため、ブラン・ド・ブランもブラン・ド・ノワールも品質の高いシャン パーニュとなります。
一般的な生産者 の場合だと二次発酵は25 ~ 30℃で約15日間。ムーゾン・ルルーは約14℃のカーヴで、約60日間 かけて発酵させます。低温でゆっくり発酵させるほど泡は細かくなります。これは冬の間に発酵が停 止するかゆっくり進み、春先に泡が出てくるという昔ながらの製法とよく似ています。
しかし、泡が細 かいということは元のワインの味わいを隠しにくくなる。つまり、今の時代では元のワインに自信がなけ れば採用できない製法なのです。