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ミニエール


WINE REPORT-ワインジャーナリスト山本昭彦さんのワインレポート
2018 年5 月1 ⽇
アンセルム・セロスの弟⼦や影響を受けたグローワー(レコルタン・マニピュラン)は、ロックにおけるビートルズのフォロワーくらい大勢いる。一つ大きな誤解をしていた。ミニエールF&Rの当主フレデリック・ミニエール(42)は、アンセルムの下で最も早い時期に修業した弟⼦の1人だった。ジェローム・プレヴォーが1997 年にアヴィーズを訪ねるより前の2 年間だ。シャルトーニュ・タイエのアレクサンドル・シャルトーニュが研修したのは、2000 年代に入ってからの話である。

初期の弟⼦だからいいというのではない。「アンセルムに会わなかったから今のようなシャンパーニュは造らなかった」というフレデリックの樽使いは非常に、洗練されている。オーガニックな栽培、平均樹齢45 年のブドウに⼒がある。最低でも6 年以上の瓶熟成により、最初からすべての要素がきれいに統合されている。セロスも年を追うごとに洗練されてきたが、ミニエールは酸化的なニュアンスも含めて全体のバランスがいい。熟成期間の短いほかの弟⼦たちのシャンパーニュのような武骨さがない。シームレスでモダンなタッチがある。

ドメーヌの歴史
ドメーヌは1919 年にランスの北⻄、シャンパーニュ地⽅最北端のエルモンヴィルにアルフレッド・ミニエールによって設⽴され、代々家族によって継承されてきました。現在ドメーヌを運営するフレデリックとロドルフのミニエール兄弟は、4 代目当主として2005 年にドメーヌを継承しました。フレデリック・ミニエールは、アヴィーズで醸造栽培技術者の資格とワイン販売の資格を取得した後、ジャック・セロスの下で研鑽。1996 年当時、ジャック・セロスは目覚ましい発展を遂げている先駆者でした。ゆっくりと時間をかけた⻑期の熟成、リュー・ディの表現、樽による醸造、そしてシャンパーニュにおけるビオディナミのパイオニアでした。
フレデリックは、このセロスによる新しいシャンパーニュの潮流に強い影響を受け、その哲学に基づいたシャンパーニュ造りを⾃⾝で⾏いたいという想いに駆られるようになったのです。2005 年の⽗の引退に伴い、弟のロドルフとともにドメーヌに戻り、樽発酵・樽熟成による醸造に着手。デビュー・ヴィンテージとなる2007 年物(2014 年にリリース)で僅か2500 本から元詰めシャンパーニュ造りをスタートしました。

ドメーヌの畑と栽培、哲学について
栽培面積は8 ヘクタール。大部分の畑が南南⻄向きで理想的に⽇照を受けるエルモンヴィルの丘陵に位置しています。丘陵の上部は泥⼟と砂質の⼟壌、下部は泥⼟と粘⼟と砂質の⼟壌です。⽔捌けが良くミネラルが豊富で、ブドウの根が地中深く伸びて、ブドウに養分を吸収するとともに、樹液をミネラルの要素で満たしてくれます。栽培品種はシャルドネ2ha、ピノ・ノワール1.5ha、ピノ・ムニエが4.5ha で、主要なヴィエイユ・ヴィーニュの区画のブドウ木は接ぎ木なしで栽培されています。
このため3 品種全てで、ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズのブドウ木があり、その稀少な収穫ブドウは、将来、傑出した⾃根のキュヴェとなって表現される予定です。
ワインにとっての価値は、ボトルの中よりも畑のブドウ木の中にあるということです。このため、ドメーヌではブドウ木に最大限の敬意を払い、最上のものを引き出せるように努⼒しています。また有機肥料の使⽤、畑の耕耘、叢生栽培、環境に配慮したアプローチによる病害対策など、持続可能なサスティナブル農業に取り組み、⾃然のバランスと人類にとって極めて大切な生物多様性を最大限に守ることに努めています。

醸造について
⻑年ブドウをヴーヴ・クリコやニコラ・フィアットなどのネゴシアンに売却していました。現在でもドメーヌで醸造しているのは8 ヘクタールの所有区画のうちの1/4 の僅か2ヘクタール分にしか過ぎません。シャンパーニュの醸造を⾃前で⾏い、販売せずに⻑期間ストックしておくことは小さなドメーヌにとって難しいことです。このため、ドメーヌの残りの6 ヘクタールで栽培されたブドウは、ブドウもしくは果汁の形で、ニコラ・フィアットなどのネゴシアンに売却されています。今後の中期的な目標は、ヴィエイユ・ヴィーニュの5 ヘクタールの区画のブドウを全てドメーヌで醸造することです。ドメーヌのワインは全て樽で醸造されます。ドメーヌのワインの異なる特徴を引き出すために、また、シャンパーニュのエスプリにとって極めて大切なアッサンブラージュを複雑にするために、樽の容量や原産地、樽の年などは多種多様です。圧搾後、マストは発酵のためにバリックに入れられます。その後、シュール・リーの状態で定期的にバトナージュを施しながら8 ヶ月間熟成されます。セラーでの⻑い熟成後もワインのフレッシュ感を保持するために、マロラクティック発酵は⾏いません。ティラージュ後、ワインは最低でも5 年から6 年、ミレジメに関しては10 年あるいはそれ以上の期間、ドメーヌのセラーでゆっくりと時間を掛けて熟成させてからリリースされます。このゆっくりとしたマチュラシオン・シュール・リーによってワインが完全に花開き、消費者に最大限の喜びを提供することができるのです。

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