アベイ・ド・サントネイ

久しぶりに、かなり興奮したブルゴーニュの新規ドメーヌ『アベイ・ド・サントネイ』の入荷です！！！

素晴らしいです！！　美味しいです！！

これは、相当なレベルです！！！

２年前に日本初入荷となった頃、山本昭彦さんのワインレポートにて、熱烈に絶賛する記事が目に飛び込んできました。

オーナーは、元ルフレーヴの醸造責任者「ルドヴィック・ピエロ」。

当店で人気のブルゴーニュ『ハイツ・ロシャルデ』のコンサルタントも行ってるとのことで、『アベイ・ド・サントネイ』と『ハイツ・ロシャルデ』共に、絶妙なビオ加減がルフレーヴのテイストに共通していたのだ！！

と、妙に納得。

そして今回、２０１７年がリリースされて最下位クラスの「ブルゴーニュ・アリゴテ」と「オート・コート・ド・ボーヌ」を飲み、

さらに、１年寝かせた２０１６年の「サントネイ１級畑」の２種を飲み、どちらも、ナチュラルなジューシーさを基調にしながらも、ブルゴーニュならではの奥深い複雑な味わいに魅了されました。

例えるなら同じアペラシオン（サントネイ）で、秀逸なワインをリリースしている『ユベール・ラミー』のナチュラル版と言ったところでしょうか？

２０１５年に初入荷した時よりも、２０１６年→２０１７年とナチュラル感が増してきていて、クラシカルな硬さがなくなり、ふわっとナチュラルになってきています。

そして「何、この値段？？？」と驚愕します（笑）

１年寝かせた２０１６年の１級畑は、コート・ド・ニュイを思わせる洗練性を持っていますので、１級畑でこの価格って？？？？

ありえませんよ！！

見事な洗練性と複雑なフレーバーが細かく散りばめられ、余韻に伸びる酸味と旨み。

これを飲んで誰も「サントネイ」とは言わないでしょう！！！？？？

ロマネ・コンティを所有していたＭ.デュヴォ―・ブロシェが「サントネイ」を本拠地として、サントネイの蔵にヴォーヌロマネから葡萄を運んでロマネ・コンティを仕込んでいたそうですが、サントネイ恐るべしです！

最も下位クラスの「オート・コート・ド・ボーヌ」。味わいが充実しまくっています。

果実味がジューシーで柔らかく、酸味とミネラルと旨みがす～～～っと溶け込んでいる「ブルゴーニュ・アリゴテ」もご一緒に！！

◇ドメーヌの歴史・詳細
サントネイの大御所 「ドメーヌ・ミシェル・クレール」 の娘 アン・クレール女史が当ドメーヌを切り盛りしていました。しかし2017年に急逝してしまったため、彼女の夫であり、ビオディナミのコンサルタントである ルドヴィック・ピエロ氏が当主となり、醸造責任者を兼務しています。

彼はこれまで 「ドメーヌ・ルフレーヴ」 のピエール・モレの下で働き研鑽を積んできましたが、現在は自身の当ドメーヌの他に、シャサーニュ・モンラッシェの 「ハイツ・ロシャルデ」 のコンサルタントも務めています。