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イル・チェンソ


ローマ在住でプログラマーをやっていたガエターノ ガルガノが、生まれ故郷であるシチリアのパレルモとアグリジェントの間にある町パラッツォ アドリアーノ(ニューシネマパラダイスの撮影地にもなりました!)に所有する土地に2010年に5haの土地にブドウ(カタラット、ペッリコーネ、ネーロ ダーヴォラ)を植え、ワイナリーとしての活動を開始します。初ヴィンテージは2012年。ジャンピエロ(パオロ・ベア)とは30年来の友人という事で、ブドウを植える場所の選定からラベルまで一貫して“ベア プロデュース”になります。

ガルガノ一家は代々、この土地で小麦の栽培と家畜の放牧をしていたのですが、ガエターノの叔母がその一部の土地を使ってワインを造っていたそうで、そのワインがとても質が高かったことなどもあり、いつしか自分でブドウ栽培を…とガエターノは考えていたようです。そしてパラッツォ アドリアーノという地域全体で見ても、500年以上に渡るブドウ栽培の歴史があるのに、シチリアの他の土地に比べると作業効率の悪い土地だからなのか、ワイン生産地としては日の目を見なかった場所でもあります。

白品種であるカタラットを皮ごと2-3週間醸したワインが、アルバニア南部で話されている方言(トスク方言?)で“黄金色の”を意味するプラルアールという名がついています。パラッツォ アドリアーノは、アルバニア本国がオスマントルコの襲撃により国を追われたアルバニア人が住みついた町の1つで、いまだにアルバニアの風習(教会のビザンチン式典礼)も残っているそうで、ガエターノとジャンピエロは町の歴史伝統をワイン名にも表現したいと考えたそうです。

そしてペッリコーネ(別名ピニャテッロ)は、シチリアの方言で黒を意味するニューロという名前でリリースされています。

今後は小麦(当然のことながら古代品種!)を栽培しパスタを作り、もともとこのあたりの名産でもあるナッツ類の生産も考えているそうで、それはまさにアリアンナ オッキピンティがやろうとしていることと一緒だなぁと思うことしきり…。

2人とも、ただ美味しいワインを造って売るのではなく、土地の伝統文化を絶やさぬようにするために、それらの素晴らしさを紹介することと経済的な見返りを得ることを同時にしようとしているのではないでしょうか。こういうのって、自身のルーツに対する誇りや土地(自然環境も含む)に対する敬意あってのことなのかなぁと、あまりルーツがないと自覚しているオータは思うのでした…。

ガエターノ、メッチャいい人なので是非是非話をしてみてくださいね!(インポーターより)

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