ウィリアム・ダウニー
32歳でオーストラリア最優秀醸造家の栄冠に輝いた『ウィリアム・ダウニー』。彼は、なんと2001&2002年にはドメーヌ・フーリエで、2003~2005年にはユベール・リニエワイン造りをしていました。2つのドメーヌのその殆どのワインを造ったという人物なのです!!!!あの素晴らしかった2002のフーリエを造っていたとは!!!!!!これには驚きを通り越して、即飲みたくなりました(笑)
【インポーター情報】
2003年に自らのワイナリーを起ち上げたウィリアム ダウニーはたちまちオーストラリアワイン業界の寵児となった天才です。5年程ブルゴーニュでワイン作りの基礎を学んだ彼は故郷でワイン作りをする為にデボルトリに入社。メキメキと頭角を現しました。特に除梗率を下げ、クラッシュした後は「放置する」スタイルを貫く彼のスタイルはデボルトリのみならずヴィクトリア州のワインメーカーに大きな影響を与えました。
野生酵母による発酵、無清澄、無濾過、醸造プロセスでのSO2不使用等の特徴は現在オーストラリア産ナチュラルワインにおける共通項ですが、ウィリアム ダウニーは畑での仕事へも一切の妥協を許しません。畑での機材使用を避け、馬による農耕、ビオディナミの実践等を当たり前の様に行い、日々ブドウ樹の傍に寄り添う生活を続けています。2006年には史上最年少の若さでオーストラリア最優秀ワインメーカーの栄誉に輝いていますが(当時32歳)、本人はいたって呑気なもの。趣味のウッドベースを片手に数人のワインメーカーと一緒に立ち上げたバンド「イースティー ボーイズ」とのセッションを日々の刺激として自然体な生活を続けています。