アルメル・エ・ジャン・ミシェル・モラン
全くの無名な生産者なのですが、非常に良くて、ノックアウトでした!!
『アルメル・エ・ジャン・ミシェル・モラン』。
フィクサンが本拠地で、1987年に創業された家族経営のドメーヌです。
自分の中に眠っているブルゴーニュ魂を掻き立てられるようなワインで、素朴さ田舎っぽさに親しみを感じます。
モダンなスタイルと呼ばれるブルゴーニュワインが増え、ブランド品のように値段が吊り上がっていく中で、
「あ~~~~こういうワインが好きでブルゴーニュにハマったんだよね!」
っと、嬉しい感情が沸き上がってきました。
この造り手のワインは、とある高級ワインバー専属で飲まれていたそうですが、飲むと理由が理解できる、華やかな香りが、ふわ~~っとグラスから溢れかえります!
ロゼのような淡いブルゴーニュ・ルージュは、ヴァンナチュールにも通じる薄旨タイプ。
フリーランジュースのようにポタポタっと自然に醸したようで、昔のブルゴーニュってこうだったよね!っと、懐かしむ味です。
白の「フィクサン・ブラン」は、エキゾチックなフルーツやヘーゼルナッツなどが感じられる華やかでクラシックなシャルドネ。
コストパフォーマンスの高いポテンシャルを感じる白!
赤の「フィクサン・ルージュ」は、薄旨なブル赤とは違い、果実味の奥行きがあり複雑で、ジビエなどにも合う、相当満足度の高いブルゴーニュです。
畑は、ビオロジックとビオディナミで栽培。