ロラン・ヴァネック
シャンパーニュへあと少しのブルゴーニュ地方北限にあるシャティヨン地区の村、グランセー・シュール・ウルスに本拠地を置く生産者です。ドメーヌの設立は2003年で、自社畑は隣接するゴメヴィル村に5haを所有しており、年産約10,000本のワインを造っています。
当主ロラン・ヴァネック氏はベルギーからの移民の一族で、長年農業を営んできましたが、1991年にAOCの規定が変わったことで、シャティヨン地区でクレマンを造る動きが興り、その流れに乗って、ドメーヌを設立しました
全生産量の90%をクレマンが占めています。リュット・レゾネで畑を管理しており、収穫は全て手摘みで行われ、非常に厳しく選果しています。全収穫量の約半分(ピノ・ノワールの2/3、シャルドネの1/3)をジュースの状態でシャティヨン協同組合に売却することで、自社キュヴェの品質の安定化を図っています。
栽培から醸造まで全ての工程において、シャンパーニュ地方に勝るとも劣らない徹底した高品質を求めており、醸造はシャンパーニュの醸造コンサルティングにより行われています。「クレマン」には珍しく、収穫は全て手摘みにて行われており、収穫されたブドウの一番絞りのキュヴェのみで造られています。
さらに「クレマン」としては異例と言えるほど瓶熟成の期間が非常に長く、味わいを左右する瓶詰作業もシャンパーニュの瓶詰業者に依頼しています。まさしく、すぐ目と鼻の先の距離にあるシャンパーニュ地方と同条件にて造られています。