マチルド・サヴォイ
ブルゴーニュ愛好家を魅了している新世代シャンパーニュ。
若き女性グローワー『マチルド・サヴォイ』。
エチケットのセンスも素晴らしい!!!
インポーターさんはVIVITさんですが
最近、新世代のシャンパンは、生産者の個性が前面に出たブルゴーニュのよう で非常に興味深く、古いしきたりを打破した躍動感が感じられ、飲み手を魅了 しています!!
マチルドは1995年生まれ。
アヴィーズのリセ・ヴィティコールでブドウ栽培と醸造を学んだ後、 2017年に家業に参画しました。
当時、マチルドの両親は、他の多くの蔵元と同様に協同組合に加盟し、ブド ウは組合と大手メゾンに売却していました。
しかし、現在のシャンパーニュのシーンで頭角を表してきた新世代の若手グ ローワー達と交流のあるマチルドは、進歩的な考えを持って、それまでの家 業の方針を大きく転換。
組合を離脱し、畑をビオロジックで栽培し、2019年からは自身のブラン ドでのシャンパーニュの醸造を始めました。
VIVITさんが2021年の6月にドメーヌを訪問。
ドメーヌの畑は、マルヌとは思えないほど起伏かあり、遠くの村まで見渡せる コート(丘陵)の斜面に位置していました。
ドメーヌの畑は、ビオロジックで栽培していますが、手続きが煩雑であるため 認証は受けていません。ブドウ畑では定期的に耕耘を行い、畝の間には下草を 生やして周囲の野生生物を保護しています。
両親は既に引退。夫は別の仕事をしているため、マチルドは今年3月に生まれた 子供を育てながら、ほぼ一人でドメーヌを運営しています。
ムニエ品種の可能性と潜在性を信じるマチルドは、ビューからムニエ100% のキュヴェで勝負を掛けました。
2019年ベースの初ヴィンテージは、二つのリュー・ディで栽培されたムニエ のアッサンブラージュのキュヴェです。
そして、2020 年からはコトー・シャンプノワの醸造も始めました。
こちらもムニエ100%のキュヴェですがマセラシオン・カルボニックで醸した ユニークなコトーです。
そして、満を持して今年この二つのキュヴェをリリースしました。
若き女性のデビュー品ですが、既にイギリス、デンマーク、イタリア、オランダ、 スイスなどに輸出され好評を博しています。