ドメーヌ・バサック

ドメーヌ・バサックは、ベジエの街から直線距離で北へ約10キロの村、ピュイサリコン(Puissalicon)にあります。この村の人口は900人あまりで、ほとんどの住民がワイン造りにかかわっています。バサックはこの地に80haを所有し、様々な葡萄品種を手掛けております。
この造り手の歴史は非常に古く、150年前までは蒸留酒(マール)を生産していました。しかし鉄道の発達がきっかけで遠方へもワインを販売できるようになり、ワイン生産を開始しました。ドメーヌを訪ねると、蒸留酒の熱源から出た150年前のススが壁に残っており、この造り手の歴史を偲ばせます。
また、このエリアは「ベジエ台地」内に属し、北へ行くたびに標高が高くなり、最高で100mに近い緩やかな広陵を見せる台地になります。降雨量は年間700mm前後で、土壌的には泥灰土、石灰石の堆積層が中心になります。
そのような環境下の中、現在このドメーヌを任されているのは9代目にあたる1989年生まれの醸造家、ルイ氏。南仏の豊かな自然が表れたストレスの無いピュアなワイン造りを得意としています。また、彼はかなりの「親日派」で、日本語も堪能です。
ルイ氏は、日本とワインを通じた取引で多くの日本人と触れ合う中で、2016年以降日本に住むことを決意しました。
人情味溢れる東京都、学芸大学駅近くに住み、ワインに関わる仕事をしつつ、多くの日本人と接してきました。また、数多くの日本のワイナリーを訪問し、日本ワインをテイスティング。日本ワインからイメージが膨らんだルイ氏は、日本人にあったスタイルのワインを日本向けに作ることにしました。
ルイ氏は日頃からストレスのないピュアな味わいを出そうと考えています。


