プイイ・フュイッセ・シュール・ラ・ロッシュ[2019]バロー【フランス　ブルゴーニュ　白ワイン】

ラ・ロッシュという、いかにもヴェルジッソンの岩山を思い起こさせる畑名。素晴らしいミネラルの風味がこみ上げると同時に、リッチな果実味も備える。グレープフルーツや蜂蜜の華やかな香り。力強く、余韻は長い。

【リアルワインガイド66号】94+点（2017年ヴィンテージの評価）
ほんの少しだけ香りが開いている(気がする)。なので、ミネラルの燻香と複雑なフルーツの共演がたまらない。口に含むと味が少し開いているからメチャクチャ美味しい。焦点が定まった果実味は塩っぽく、グリップが確かで、ミネラルにまみれてイヤになるほど美味しい。べらぼうに美味しい。そして液体は上質感にあふれている。これ以上書くことなし。いや、あった。先ほど書いたけど、この豊富なミネラルがもたらす様々な素晴らしいニュアンスは、米国系評価誌にはマジに理解しづらいと思う。