シルヴァネール・ランタンポレル[2023]アンドレ・ロレール【フランス　アルザス　自然派　白ワイン】

【シルヴァネール・ランタンポレル】
高貴な品種とは見なされていなかったシルヴァネールに、グラン・クリュは認められていない。ただ、唯一の例外がこのワインが生まれるミッテルベルグハイム村だ。かつてアルザスのぶどう畑の30％はシルヴァネールが占めていたが、現在は僅か4％のみ。唯一グラン・クリュが認められているミッテルベルグハイム村だけは今でも変わらずシルヴァネールが大事に栽培されていることから、このワインは”ランタンポレル”（永遠不滅の）と命名された。

このワインは、グラン・クリュ”ゾッツェンベルグ”と隣り合った樹齢の古い（ヴィエイユ・ヴィーニュ）2区画のみから造られている。土壌は泥炭石灰質。2023年について言えることは、それが稀な年の一つであるということだ。温暖な気候であったことから、ワインはとても飲みやすく、すぐ飲んで楽しめる味わいとなりました。
シルヴァネールは皮が厚いので、プレスは優しくゆっくり時間を掛け、ステンレタンクで発酵させそのまま熟成を９か月間行い、SO2は一切添加せず瓶詰。


【湘南ワインセラーのコメント】
アルザスワインの名門『アンドレ・ロレール』から、驚きと感動の1本が届きました！

今回ご紹介するのは、アンドレの息子、ルードヴィック・ロレールが手がけた「シルヴァネール・ランタンポレル」。

正直、試飲するまでは「シルヴァネールか…」と思ってしまったのですが……

ひと口飲んで、思わず「これはすごい！」と唸りました。

爽やかでジューシー、旨みがじわじわと広がる味わい。この季節、リースリングより軽やかで心地よく、まさに今飲みたい1本です！

しかも、このシルヴァネールが育つのは、アルザスで唯一グラン・クリュに認められた村──ミッテルベルグハイム。

グラン・クリュ“ゾッツェンベルグ”の隣にある、樹齢の古い畑（ヴィエイユ・ヴィーニュ）から生まれるこのキュヴェには、

「永遠不滅」を意味する“ランタンポレル“という名が付けられています。

グラスに注げば、ほんのり濁りを感じる緑がかったイエロー。ライムやレモン、黄色い花の爽やかな香りがふわっと広がりフレッシュながらも奥行きのある味わいが口いっぱいに。

さらに2023年ヴィンテージは酸味とのバランスが絶妙！酸っぱすぎず、でもキリッと心地よい。

果実味とミネラルが溶け合う余韻が、長く、長く続くんです……！

＼この夏、飲まなきゃ絶対損！！／

“高貴じゃない”なんて誰が決めた？
飲めばきっと、シルヴァネールの印象がガラッと変わります。