【11月16日から発送】ヴォルネイ・１erCru・ブルイヤール[2023]ティエリー・グラントネ【フランス ブルゴーニュ 赤ワイン】

【ヴォルネイ・１erCru・ブルイヤール】
ブルイヤールは隣村のポマールに隣接する一級畑。ドミニック・ローランが毎年樽で購入する ほど安定感のあるキュヴェ。ドメーヌの区画は、このクリマの最中心部で、ルイ・ボワイヨの区 画の隣に位置する。

栽培面積:1.523 ヘクタール
樹齢:1947 年と 1955 年に植樹された区画で、樹齢は 76 年と 68 年。
醸造について:完全に除梗した後、数日間の低温マセレーション。その後、野生酵母のみ でセメントタンクで発酵。トータルの醸し期間は 16 日前後。発酵の前半は 1 日 1 回のピジ ャージュ、後半は 1 日 1 回のルモンタージュを施す。その後、アリエ産のバリックに移してシュー ル・リーの状態で 16~18 ヶ月間熟成。新樽の比率はヴィンテージに応じて 15~20%程度。 澱引きはアッサンブラージュ前に 1 回のみ実施。無清澄、無濾過で瓶詰め。

【湘南ワインセラーのコメント】
ラルー・ビーズ・ルロワが“ブラインドで買っていた
ティエリー・グラントネ 2023年がついに登場。

ブルゴーニュの世界で、
“ラルー・ビーズ・ルロワの舌を動かした造り手”
という称号を持つ生産者がどれほどいるでしょうか。

長年メゾン・ルロワに樽売りしてきた ティエリー・グラントネ。

しかも、買い付けはすべてブラインド・テイスティング。
ラルーはドメーヌに出向くと断りづらいからと、あえてクルティエ経由。
発酵後 → マロ後とテイスティングし、
“真っ白な状態”で 「これは買うべき」 と判断してきたワイン。

その事実だけで、品質はすでに説明不要です。

しかし数年前、グラントネは樽売りをストップ。
それでもルロワからのオファーは今なお続いているというのだから、
その評価の高さは異次元。

ワインレポートの山本昭彦さんの記事によれば、

卓越した試飲能力を誇るラルーの舌にかなうワイン。
関係が薄かったために取引が途切れただけで、
彼女は2018年も買いたがっている。

これはもう“ブルゴーニュの裏エピソード”として語り継がれるレベルです。

■グラントネの2023は、クラシックと現代的ジューシーさの絶妙な交点

インポーターはVIVITさん。
果実味はあか抜け、ジューシーなのに“古き良きブルゴーニュ”の横顔がちらり。
トレンドでも誤魔化しでもなく、土地と樹齢の真価がそのままグラスに映ります。

■ 畑は、まさかのトップドメーヌ隣接区画

所有する畑はほぼヴィエイユ・ヴィーニュ。
そしてその区画は
『コント・ラフォン』
『ジャン＝マルク・ボワイヨ』
『プス・ドール』

といった名手たちと肩を並べる超優良ロケーション。

地味な存在に見えて、中身は完全に“一流の隣に立つ者”。

■ しかも、昔はルロワが買った後にさらに熟成させていた

収穫翌年の春、マロラクティック発酵終了後。
6～8ヶ月の熟成をグラントネのカーヴで行い、そこで“完成形”にしてから引き渡す。
これは信頼されていなければ絶対にできない芸当です。

■ そして今年…入荷が激減。

おそらく今後、これほどまとまって入る保証はありません。
ラルーがブラインドで選んだ生産者。
樹齢・区画・評価すべて揃った造り手。
そして2023年という魅惑のヴィンテージ。

ブルゴーニュを深く知る人なら、
“買わずに後悔するタイプのワイン”です。

まだ飲んだことがない方へ。
これはブルゴーニュの「裏・核心部」に触れる絶好のチャンスです。

気になる方はどうかお早めにお願いいたします。