ヨスコ・グラヴナー

ヴィナイオータさんが『グラヴネル』(グラヴナー)との取引を始めることを発表し、イタリアのナチュールファンの間 では歓喜の声が上がりました!!
ようやく、グラヴナーが日本市場にかえってくる!!
多くの造り手たちがヨスコにヴィナイオータさんのことを話し、彼らの側からオファーが来たといいます(凄い)。
太田さんが、グラヴネルを訪問し、
「お前がうちのワインやってくれないなら、最低でも向こう5年は日本に売らないからな」商談は、このヨスコのメッセージでで締められたといいます(笑)
ヴィナイオータさんを推薦した1人『ダリオ・プリンチッチ』は、
「俺たちの故郷であるオスラーヴィアというちっぽけな村の名を世界に轟かせた張本人であり、そして(造り手としての)俺の最大の恩人とも言えるスタンコ(ラディコン)とヨスコの2人をヒサトが扱うっていうのは、俺にとっては滅茶苦茶意味深い事なんだよ。」
と涙ながらに話したそうです。
マッサ ヴェッキアの前当主ファブリーツィオは、
「イタリアのワイン史の中で、ヨスコが出現する前と後では確実に多くのことが変わったと思うんだ。彼が自分を含めた多くの造り手たちのために道を切り拓いてくれたと言っても過言じゃないし。
で、ワインも文句なしに美味しい…。そんなパイオニアこそヒサトが手掛けるべきなんじゃない?」
と言ったそうです。
今回が、記念すべきヴィナイオータさんからの初入荷!!
ぜひ、この記念的なボトルをお楽しみください!!
《グラヴネルのHPより》
「その当時に“最新技術”と呼ばれていたものは一通り試してきた。私自身若かったし、やる気に満ち満ちていた。このあたりから父との(ワイン造りに関する)意見の不一致が始まっていったんだけどね…。かつての私のモットーは、“多かろう、良かろう(美味しかろう)”。つまり、よりリッチでたくさんの要素があればあるほど美味しいワインであると考えていたし、そこに辿り着くためには今日ありとあらゆるワイナリーに存在する全てのモノ(設備、機械)が必要なのだと固く信じていた。最新の技術に魅せられ、度を越した意欲で溢れていた私を見て、父はいつか私自身の歩みを取り戻すことを期待しながら笑顔で見守ってくれていたんだろうね。
実際に父の思惑通り、ステンレスタンクから始まってバリックに至るまでの過剰な醸造設備を徐々に処分していくことになるのだけど…。
5000年以上に渡って続いてきたワイン醸造の伝統歴史が、たった数十年(の出来事、その間に生まれた技術論)で書き換えられることなどあってはならない。私のセラーには、あらゆるテクノロジーも特殊効果も存在しない。コーカサス地方からやってきたアンフォラがオスラーヴィアの大自然に抱かれながら休む場所…。私は(このセラーの)シンプルさと機能性を愛してやまない。」
