ラ・ストッパ
【インポーター情報】
2010 年「ガンベロ・ロッソ」で最も優れた栽培家に選 出された「ラ・ストッパ」当主「エレナ・パンタレオーニ」。 1991年に母親の下、カンティーナで働き始め、1997年に両親より「ラ・ストッパ」を引き継いだ。『どんなワインかを決めるのは人間ではない。土地の個性を最大限に反映させた結果がラ・ストッパのワ インになる。それが個性』
現在では国際品種は引き抜き、地品種のみとなっている。前オーナー「アジェーノ」の挑戦的な仕事に敬意を表し、長期マセラシオンの白ワインは「アジェー ノ」と名付けられた。 現在では「エレナ」と共に「デナーヴォロ」の当主でも ある「ジュリオ・アルマーニ」が栽培から醸造まで担当 している。『ジュリオは 1980年から働いている。当初は醸造責任者だったが、今では栽培も含めてラ・ストッパの全てを知っている』「エレナ」はこの地域のワインの品質の高さを理解してもらうことに尽力していて、醸造所の無い若手に場所 を提供したりしている。 「デナーヴォロ」や「アルベルト・アングイッソラ」も以前は彼女のカンティーナで醸造、熟成されていた。
収穫はできる限り待つ必要がある。種子まで熟してい ること、果皮が成熟していることが重要。収穫した葡萄は 100%除梗され、発酵槽へ投入。 発酵時の温度管理は行わない。マセラシオンはヴィンテージにもよるが「マッキオーナ」で 30 日。「トレッビ オーロ・ロッソ」でも 20 日と非常に長い。
『熟成することでワインが育つ。大樽はポテンシャル の高い葡萄でないと耐えられない。酸素を適度に与 えて育てる。そして瓶熟期間中に各要素が溶け込 みバランスが取れてくる』
彼等の地下セラーでは 15 万本以上のワインが熟成されている。「エレナ」がこの地域の本当の品質の高さを理解してもらう為に行っている。