ドメーヌ・ド・ラ・コート
感動、驚き、衝撃を受けたピノ・ノワールに出会いました。
カリフォルニア、サンタ・リタ・ヒルズの【ドメーヌ・ド・ラ・コート】。
ブルゴーニュ愛好家としましては、エチケットの雰囲気からもDRC的なイマジネーションをゆすぶられます(笑)
一くち、口に含んで、”ハッ”とするというか、目眩がするというか、幻想を見たような衝撃・・・を受けるようなワインでした!!!
これほどの<<驚き>>が、カリフォルニアワインの世界に、残されていた・・・または、こんなスタイルのワインが、カリフォルニアのワインシーンに新しく誕生していたとは・・・
知らなかった・・・という衝撃でした。
ラベルの雰囲気も似ているのですが、DRCをフューチャーさせる存在感、ビオ云々は語っていませんが、この濃密なエキスの詰まりは、なんなんだろう???ロックのクロ・デ・コルヴェにも似たワインだ!
あまりにも素晴らしく、そして価格のも驚きで、インポーターさんからいただける可能な数を入手しました。
ブルゴーニュのグランクリュまたは1級の最高峰クラスの味わいに、僅かにベリー系のジャムの要素を織り交ぜ、味付きがよく、何とも言えない彼らのワインのスタイルの魅力、引き寄せられるテクスチャがありました。
試飲会場で、オーナーでインド出身のラジャ・パー氏が自ら、笑顔で注いでくれたガーネットの深い輝きのあるワインは震える美味しさ!!自信に満ち溢れた堂々としたラジャ・パー氏の笑顔が印象的で、頭から離れないほどの存在感を放つ人物でした!!
ラジャ・パー氏が共同経営者と手に入れた畑は、ムルソーの【コント・ラフォン】がジョイントしていたというワイナリーが所有していた畑。土壌は2千5百万年前は海の底であった土壌が隆起、圧迫、堆積、経年変化した複雑な土壌で、シリシャス=シレックスと、ダイアトメイシャス=ダイアトム。
海底に堆積した植物性プランクトンの化石「珪藻土」からなるスポンジ状の保温性に優れ、水はけが非常に良い。
~グラン・クリュ・クラスのシャルドネ、ピノ・ノワールの条件:「海の堆積物土壌、東を向いた斜面中腹、冷涼」を満たす~とインポーターさんの資料にもありましたが、ワインの味わいに顕著に表れております。
口に含むと思わず笑顔になる味わい。この興奮をぜひ体験してください。カリピノもついにこの領域に来たのか・・・と、楽しくなります!