ヤオ・ファタル

ヴォルテックスさんが比較的新しく輸入を始めた『レグラッピーユ』と同じ蔵なのですが、事情があってドメーヌ名を2つに分けることになりました。
『ヤオ・ファタル』はご主人のマニュエル名義『レグラッピーユ』は奥さんのカトリーヌ名義となります。
マニュエル・デュモラは、何代にもわたって果樹園を営む家に生まれ、牛やなどの動物を飼い堆肥も作っていたため 機栽培が当然といった環境で育っています。
かなり若いうちから自然栽培、ビオやビオディナミによるブドウ栽培に興味があり多くの生産者を訪問し、そういったワインも30年間にわたり飲み続けています。
その蓄積によって、全ての作業は納得できるブドウを収穫するためにあるべきで、ただ畑を耕し堆肥を投入するといった単純作業では決してなく、畑の状態を注意深く確認しながら行はなければならないと考えています。
畑を耕す場合は馬で必要最低限に留めること。
害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッセンシャルオイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。
そして収穫量を低く保つこと。
こうして栽培から収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加えず、限りなく100%に近い
「ブドウ果汁だけを原料とした」
純粋なワインを造ることに全力を尽くしております。