ニグリンヌ[2021]ラロック・ダンタン【フランス　シュッド・ウェスト　赤ワイン】

【ニグリンヌ】
ドメーヌの畑に植樹したブドウ木は、全て他のドメーヌのセレクション・マッサルに由来するもの。

マルベックはクロ トリゲディーナとシャトー・カロンから、カベルネ・フランはクロ・ルジャールから、プリュヌラールはガイヤックのドメーヌ・プラジョルから、コット・ア・ピエ・ルージュはラ・グランジュ・ティフェーヌから、ネグレットはシャトー・プレザンスから譲り受けたもの。

アペラション：IGP Cote du Lot コトー・デュ・ロット
栽培面積：2 ヘクタール 植樹比率：9615 本/ヘクタール
土壌：キンメリッジ階の石灰砂利土壌
栽培：生物多様性とテロワールを尊重したビオロジックを創業時より実践。2022 年に認証を取得予定。また、2021 までにビオディナミへと移行する計画。
醸造：4～5 日違いで手摘みで収穫した異なる品種のブドウを全てアッサンブラージュしてセメン トタンクで野生酵母のみで一緒に発酵。発酵終了後、古樽に移し、マロ発酵とシュール・リーの 状態で熟成。醸造添加物は一切加えずに醸造。無清澄で瓶詰め。SO2 は瓶詰め時に必要 最小限のみ添加。

2021 ヴィンテージの収穫日は 9 月 3～8 日。総生産量は 4,274 本+マグナム 50 本。2023 年 4 月時点の SO2 トータルは 12mg/l。アルコール度数 12 度。

ドメーヌによる 2021 ヴィンテージのコメント:
このヴィンテージは非常に厳格で、ブレンドはカベル ネ・フランが主体になりました。非常にロワールのスタイルに近いものとなりました。ワインにはキレ イな酸があり、タンニンはシルキーで、粘性があり、粘土石灰岩のテロワールを思い起こさせます。 穏やかな抽出により、繊細さとフィネスのあるタンニンの構造を追求しました。アロマティックなパレ ットは、赤い果実と花のノートの間を行き来し、フィニッシュには噛み締められるような果肉のタッ チが感じられます。