ヴォーヌ・ロマネ[2023]ジャン・ルイ・ライヤール【フランス　ブルゴーニュ　赤ワイン】

【ヴォーヌ・ロマネ】
3 つのリューディのアッサンブラージュから造られるエレガントなヴォーヌ・ロマネ
ドメーヌは特級ラ・ターシュの上部のAux Champs Perdrix オー・シャン・ペルドリ、1 級レ・スーショの東のLes Mezières レ・メジエール、ニュイ・サン・ジョルジュ寄りのAux Raviolles オー・ラヴィオルの3 つのリューディにそれぞれ１つずつ区画を所有。総栽培面積は0.38ha。平均樹齢は58 年。

醸造について：手摘みで収穫したブドウを畑とセラーで2 度に亘って選果した後、野生酵母のみで自発的に発酵を行う。発酵前半はオープントップの状態で1 日2 回足による櫂入れを行い、発酵後半は蓋をして、1 日1 回の櫂入れに留める。キュヴェゾンの後、発酵槽から引き抜いて圧搾し、Sirugue シリュグ社製の木目の細かいアリエ産のバリックに移して、シュール・リーの状態で熟成を行う。熟成中、澱引きは行わず、瓶詰めの約1 ヶ月前の高気圧の時期を見計って1 回のみ澱引きを施し、1 ヶ月後の同じく高気圧の時に無清澄・無濾過で、ポンプ等は一切使わず、重力を利用して自然に直接樽から瓶詰め。醸造中の亜硫酸の添加は必要最小限に留める。

2023 年物は9 月15 日に収穫。全房比率30%。新樽比率60%。熟成期間14 ヶ月。アルコール度数は13.60 度。2025 年1 月時点のSO2 トータルは50mg/l。

【湘南ワンセラーのコメント】
ＶＩＶＩＴさんより『ジャン・ルイ・ライヤール』最新ヴィンテージ２０２３年が入荷しました！！

ＤＲＣで働いていた両親の子に生まれ、ＤＲＣのセラーのすぐ裏手に住み、子供のころからＤＲＣの栽培や醸造を見て育ったライヤール。自身もＤＲＣで働いていました。

２０２３年のライヤールはＡＣブルもヴォーヌ・ロマネもそれぞれランク超えのクオリティで１年ぶりのライヤールの試飲は至福の時間となりました。

やはり良いです！！！ライヤール！！

ＤＲＣから多大な影響を受けた赤系果実のベリーが鼻孔を抜ける瞬間に一瞬ゾクっとしました！！

熟した果実のボディがあり非常に複雑な構成のＡＣブル！！透明感のある淡いガーネット色で、近年見られなかったブルゴーニュの色調です。イチゴやサクランボの瑞々しい果実のボディがあり非常に複雑な構成！！

ＡＣブルとしては価格が高くなりましたが、価格だけではなくクオリティも上がり村名ヴォーヌ・ロマネの雰囲気にかなり驚きました！！

以前のライヤールのＡＣブルとは別物です！！

特級畑の「ロマネ・サン・ヴィヴァン」の東５００ｍ、アンリ・ジャイエの自宅の裏手に広がる「ヴォーヌ・ロマネ・オー・ソール」に対角する「ブルゴーニュ・パキエ」をお見逃しなく！！！

そしてヴォーヌ・ロマネ！！

ポテンシャルが高く果実味に隠れた幾重にもなる複雑なフレーバー。フィネスがあり柔らかくしなやか。

ロマネ・コンティ社のラ・ターシュの上部の「オー・シャン・ペルドリ」1 級畑の「レ・スーショ」の東の「レ・メジエール」など平均樹齢５８年の畑から。

ライヤールの進化を感じる極上のヴォーヌ・ロマネでした！！

１級畑の「レ・ボーモン」はもちろんのこと、ＡＣブルも、ヴォーヌロマネも、特別な存在。なおかつ目覚ましいクオリティの上昇！！

このレベルのドメーヌものがまだこの価格で飲めるのですから出来る限りストックをしたいところ！！