カール・エ・ナチュール・エ・ドゥース[2020]オリヴィエ・カルル【フランス　アルザス　自然派　オレンジワイン】

【カール・エ・ナチュール・エ・ドゥース】
’20はとても日照がよく雨が稀だった年。砂質花崗岩土壌に植わる樹齢45年のぶどう。即圧搾後、20ヶ月バリックで発酵熟成、フィルターにも掛けずSO2も全く添加せず瓶詰め。

色付きのよいイエローの色調。黄桃や桃の皮、八朔など黄色果実風味豊かで、ペトロールも感じられる。優しい口当たりで果実味がドンドン押しよせ、次いでしっかりした酸も感じられる。長期熟成によりとてもエレガントで落ち着いた味わいで、ミネラリーな余韻が続く。
この価格でこの味わいは、かなりお値打ちだと思います。

キュヴェ名は"la Nature est Douce"（自然は優しい）の文頭に、自分の苗字である"Carl"をくっつけ"Car la Nature est Douce"(だから自然は優しい）とした言葉遊び。

【湘南ワンセラーのコメント】
あの『アンドレ・ロレール』で話題を呼んだラヴィニールさんが、またまた 素晴らしい才能を発掘してくれました！

『オリヴィエ・カルル』！！

先日、わざわざ鎌倉まで来てくれて、試飲させてもらったのですが…
これはもう、飲んだ瞬間に即決！！！
心の中でグルグル◎二重丸が止まりませんでした（笑）

まずはこちら！
リースリング100％の白
「カール・ラ・ナチュール・エ・ドゥース」
（Car la Nature est Douce = だから自然は優しい）

香りは黄桃、桃の皮、八朔…
華やかでジューシーな黄色果実があふれ出し、ふわりとペトロール香も。
優しい口当たりから、果実味がどんどん押し寄せてきて、
そのあとをキリッとした酸がしっかり支えます。

さらに驚くべきはその熟成感。
エレガントで落ち着いた味わいに、
じんわりとミネラルの余韻が長く続きます。

この価格でこの味わい…正直、お得感がすごいです！！

7代目オリヴィエが紡ぐ、カルル家。
20世紀初頭、祖父母の代には羊飼いや野菜づくりと並行して、ぶどうを 育てていたカルル家。
なんと1923年には地域でいち早く瓶詰め販売を始め、レストランで話題に！

そして現在──
7代目オリヴィエは、自然なワイン造りを徹底。
農薬をやめて有機栽培に移行し、2015年には「AB認証」「エコセール認証」も取得。
同年には酸化防止剤無添加のナチュールワインもリリース。
その実力が評価され、クリスチャン・ビネールのピルエットのワイン造りにも関わ っています。

本当に素晴らしい造り手です。

自然の力と彼の想いが詰まった、心揺さぶるワインをぜひ味わってみてください！