クロ・デュ・テュ・ブッフ

【インポーター情報】
当時ボルドー、マコン、南仏とワイン畑を渡歩いたティエリは、1994年、父の畑を兄のジャン・マリーと共に継ぎ 「ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ」を起ち上げる。1999年にはネゴシアン「ティエリ・ピュズラ」を起ち上げ、ネゴスとドメーヌの両方を管理する。2014年ネゴスをボノームに引き継ぎ、ドメーヌ一本に専念し現在に至る。

ロワール地⽅の古城の街ブロワから南に10 kmほど南下したところに、ル・クロ・デュ・テュ・ブッフのあるレ・モンティル村があります。ドメーヌはちょうどボノームのドメーヌの真向かいにあり、ティエリの住まいはドメーヌの隣に併設されています。畑は、レ・モンティル村の周辺にあるシュヴェルニー地区に10 ha、そして隣村のモントゥー・シュール・ビエーヴルにあるトゥーレーヌの畑4 haの計14 haを所有。


ヴァンナチュール界では、超ベテランのトップに君臨するピュズラ兄弟。現在、ドメーヌは兄のジャン＝マリーと ティエリ・ピュズラ、そして正社員2名の4⼈で管理しています。控えめな兄のジャン＝マリーと、やんちゃで社交的な弟ティエリの性格はまるで正反対ですが、両者の息はぴったり合っています。好奇⼼旺盛なティエリは、ネゴスをやめてできた時間を使い、現在はドメーヌの仕事と並⾏して世界のワインの発⾒と開拓を精⼒的に⾏っています。

【湘南ワンセラーのコメント】
ロワールの天才醸造家！！ヴァンナチュールの第一人者の一人ティエリ・ピュズラの『クロ・デュ・テュ・ブッフ』から、アンフォラ仕込みのワインとロモランタンが入荷しました！！！特に「クヴェヴリ」が描かれたエチケットのワインへの思い入れが強くティエリがボノームにネゴシアン部門を継承した理由の一つが、「アンフォラ」でのワイン造りに集中したい！というものでした。

ジョージア（グルジア）の「アンフォラ」で仕込んだワイン ”クヴェヴリ”のキュヴェは、初リリースから比べると安定感が出てきています。まさにこれはティエリの【作品】として楽しめるワインです！

決して奇をてらったものではなく、アンフォラによる可能性のひとつは、”旨みの伸び”だと思うのですが、ティエリ曰く「自分自身はアンフォラのワインをつくりたい訳ではなく、ただロワールワインのポテンシャルを引き出す手段として アンフォラを選択しているに過ぎない」。さらに「ロワールという土地にいる以上ジョージアのような味わいのワインは造れないし、それを望んではいない。目指すはロワー ルのテロワールにあったワインを造り上げることだ。」ということで、今後のティエリ節の効いたアンフォラ仕込みのワインがますます楽しみになってきました！