ミッシェル・ガイエ
【湘南ワインセラーのコメント】
今回も割り当ての少量入荷だったジュラの『ミッシェル・ガイエ』がヴォルテックスさんから到着しました!!ものすごい人気のドメーヌで、ほんの僅かの入荷となりました! じみじ~~~み、美味しい癒し系のジュラは、私のお好みですが、 なにはともあれ、入荷本数が少ないのです。。。。ですので、ジュラ好きな方は必見の造り手です!
場所は、『エマニュエル・ウイヨン』や『ピエール・オヴェルノワ』が居を構えるピュピヤンから、車で15分ほど山道を走ったモンティニィ・レ・アルスル村にあります。16歳から父親と一緒に働いていたミッシェルですが、ワインを専門に造っていなかったので、ほぼ独学でワインについて学び、アドバイスをくれた人たちは、かつて昔ながらの栽培と醸造をしていた祖父くらいの年齢の、既に引退した人たちだけといった環境でした。
有機栽培をしていることで周囲からは異端者扱いされ、(採算性が悪い理由から)銀行もお金を貸してくれない。。。。極めて厳しい時代を耐え抜いてきた苦労人ですが、アルボワのレストラン「ジャン-ポール・ジュネ」(ミシュラン2つ星)の初代料理長であるアンドレ・ジュネ氏から受けた薫陶を胸にワイン造りを続け、今があります。初代料理長アンドレ・ジュネ氏は、ミッシェルが納品に訪れるたびに古いワインを飲ませてくれ、苦しくても栽培と醸造の方法を楽な方向に変えては絶対にいけないと励ましてくれたそうです。ミッシェルのワイン造りの根幹にあるのは、アンドレ・ジュネのようなモノ造りをする職人が共通して持つ、魂のようなもの。その職人によるジュラのワインが、日本人の味覚を刺激します(笑)