ポイエル・エ・サンドリ

【湘南ワインセラーのコメント】
トレンティーノ・アルト・アディジェの自然派『ポイエル・エ・サンドリ』がリリースしている「ゼロ・インフィニート」。まずその存在感、佇まいが、凄いのですが！！大きな澱（沈殿物）が舞っている微発泡。（王冠仕様）透明ボトルなので、濁りまくっています（笑）ソラリスとよぶ葡萄は、古代（？）の葡萄品種を種から復活させた。酸化防止剤ゼロ。栽培時のボルドー液を含む全ての薬剤、醸造時の培養酵母を含む全ての添加物もゼロ。その他モロモロが自然派仕様。

インフィニートは「無限」「∞（無限大）」という意味。造り手の『ポイエル・エ・サンドリ』は、ナチュラルなワインを多数リリースしているそんなに変わりモノ扱いされているわけでもないのですが、とかくこの『インフィニート・ゼロ』は異質です！！！！！

香りとフレーバーは、桃、ネクター、熟したリンゴ、熟したシードルのよう。味わいはフレッシュでレモネード的な爽やかさ、ナチュラルな果実味が詰まりまくりの辛口でシュワシュワ～～っと発泡！！！爽やかなのど越し！！とにかく美味しい！！


【インポーター情報】
『創業当時はお金が無くて畑しか買えなかったので イエルマンで醸造していた』1975年に「フィオレンティーノ・サンドリ」がトレンティーノに葡萄畑を購入。醸造家の「マリオ・ポイエル」と共に立ち上げたのが「ポイエル・エ・サンドリ」。1 代で この地域を代表する造り手に成長。

この地域の土壌は2 億5,000 万年前、アフリカで起 こった噴火で断層が縦に隆起した珍しい土壌。『氷山に押し出された石灰が主体の堆積土壌と「モルフィド」と呼ばれる火山岩と粘土の混合土壌が混じり合う、ここにしかない土壌』。

欠点の多い自然派ワインが多い。化学的なものを足すべきではないが、何もしないことが良いわけではない。欠点が出ないように努力すべきという考え。彼等なりに自然なワインを造っている。彼等の考える究極の自然なワイン「ゼロ・インフィニート」がリリースされた。品種は「ソラリス」。「フィロキセラ」にも耐性を持つ品種でドイツの「フライ ベルグ大学」と共同研究し、古代種を掛け合わせて完成させた。

『森を開墾した周囲から隔離された畑にソラリス種 を植樹。ボルドー液も使わずに栽培。醸造も SO2 さえ使わない。澱と共に瓶詰め』発酵時のガスをそのまま残し、澱も一緒にボトリングすることで二酸化炭素と澱によって酸化から守られ る。葡萄以外何も使われていない彼等なりの自然派ワイン。