フランチェスコ・ブレッツァ
【インポーター情報】
ワインは決して嗜好品などではなく、生活、食事と密接に関わりあうものであって欲しいという造り手サイドの想いを感じるという点においては、弊社取り扱いの造り手のなかでもエミーリア ロマーニャのイル ヴェイとカミッロ ドナーティ、そして今回ご紹介するピエモンテのブレッツァは最筆頭格と言えるかと。彼らの造るようなワインを表現する際に、イタリア語だと良くsenza pretese(センツァ プレテーゼ)とイタリア人が言っているのを聞いてはいたのですが基本無精者のオータ、この瞬間まで辞書でちゃんと意味を調べたことがありませんでした(笑)。で調べてみると、“てらいのない”、“飾らない”、“つつましい”…まさに!!
ブドウ畑10ヘクタールを含む40ヘクタールの所有地で肉牛を飼い、与える餌もすべて自家生産したものを使用、ワラと牛糞を使って堆肥を作りそれを畑に返すという完全循環型のバイオダイナミックス農法を30年以上実践しているカンティーナ。イタリアで一番最初にバイオダイナミック農法の認証団体の認証を受けた造り手だそうです。ごく少量の2酸化硫黄以外の薬剤は一切使用しない。
口に含むとごく僅かな発泡、凝縮したエキスをたっぷりと含んだジューシーな果実味にそれを引き立てるフレッシュな酸味。この酸味がアクセントになっていて大好きになりました!嫌な要素が一切無くて、ピチピチっとした天然のぶどうジュース!!果実味の濃さがありますがグビグビっと飲める!!
ヴィナイオータさんの紹介文に「清く正しい感じしかしない働き者」と書いてありましたが、そういう人のワインは好きです(笑)