ラモレスカ

世界 NO.1 レストラン「ノーマ」のグラスワインにシチリアから始めて選ばれた「ラモレスカ」。彼のワインはイタリア国内よりフランス、ベルギーから人気となっていきました。

当主の「フィリッポ・リッツォ」はベルギーでイタリア料理店を13 年間経営していてワインが人気のお店でしたがシチリアワインは扱っていませんでした。

『当時、シチリアに高品質なワインは無かった。ベルギーでインポーターをしていたフランク・コーネリッセンと出会いシチリアに興味を持った』

2005年自店で提供するワインを造るためにシラクーサ、パッキーノの葡萄畑を購入。醸造をエトナに移住していた「フランク・コーネリッセン」が行うことになったのです。

2005年は「フランク」のカンティーナで醸造・ボトリングが行われました。しかし2006 年「フランク」が自分の畑を買い足し自分のワイン造りに没頭していくことになってフィリッポのワインまで手が回らなくなりました。元々は自分のレストランで提供するワインを造るつもりでしたがフィリッポはベルギーのレストランを売却。シチリアに移住して自らワイン造りを始めることにしました。

畑は完全有機栽培。自然環境を守り残していくことが重要だと考えている。ウドンコ病が出た場合のみボルドー液を使用するが、多くても年に 3 回程度。収穫の 3 ヶ月前からは絶対に使用しない。