フランソワ・ラマルシュ
今年も凄いことになっている!!という前評判がすでに高まっている『フランソワ・ラマルシュ』の2016年!!!今回も、極々少量となりますのでご了承ください!!!
昨年、まだ手が届く価格のうちに!!!と思い、「クロ・ド・ヴージョ」と「ヴォーヌ・ロマネ・レ・スショ」の2015年の比較試飲をしてみましたが、「クロ・ド・ヴージョ」の濃密な力強さよりも、世代交代されたニコルによるフィネスに溢れかえり、そこにグラン・クリュの圧倒感が迫りくる感じがありました。
正直言って、ここまで凄いと思っていなかったので、動揺にも似たショックを受けてしまいました。全ての要素が球体的に詰まっていて、「14年のラマルシュの試飲はまるでジョルジュ・ルーミエの試飲のようだった。」と語ったリアルワインガイドの編集長 徳丸さんのコメントのように、
ブルゴーニュの中でも、極めて私たちの好みの味わいだったのです。
『フランソワ・ラマルシュ』は、ただの一過性のブームでは終わらないと確信しました。
現地を訪れたインポーターさんの話では、すでに、欧米評価に高得点がついた2010年の出来栄えは見事だったそう。2010年がひとつ完成形かと思ったといいます。ですが、そこからの ”快進撃”がお見事で、続く難しいヴィンテージも越えて更なる高みに登っていきました。インポーターさんが現地で、2014年を一口飲み、鳥肌が立ったと言いますが、私も震えに近いものが来ました!!!
年々、入荷数は減る一方ですが、絶対に『フランソワ・ラマルシュ』の今後が楽しみになってきます!
2003年にドメーヌに参画したニコルによって有機栽培に転換され現在はビオディナミを実施しているのですが、その結果、リアルワインガイドでは2012年ヴィンテージに驚くような高得点が連発され、ニコラの個性が開花した、ふんわりとした、驚きのワインが誕生しました。
フラッグシップワイン【ラ・グランド・リュ】について
ヴォーヌ・ロマネには『ロマネ・コンティ』を始めとして4つのグラン・クリュのモノポールがあります。そのうちの一つがラマルシュが所有する『ラ・グランド・リュ』です。『ラ・グランド・リュ』は『ラ・ターシュ』と『ロマネ・コンティ』に挟まれた絶好の場所にあり『ロマネ・コンティ』よりやや小さめの1.7ヘクタールの畑です。
1936年、IINAOがブルゴーニュの格付けを制定した時、このグランド・リュは最良の立地条件を兼ね備えているにも関わらず一級に格付けされてしまいました。1980年代になり、現当主フランソワの申請を受けてINAOは、このグランド・リュの畑の再査定を開始し、土壌分析、隣接する特級ワインとの比較試飲、近隣生産者との面談などを経て1992年、グラン・クリュへと昇格しました。
昨年、まだ手が届く価格のうちに!!!と思い、「クロ・ド・ヴージョ」と「ヴォーヌ・ロマネ・レ・スショ」の2015年の比較試飲をしてみましたが、「クロ・ド・ヴージョ」の濃密な力強さよりも、世代交代されたニコルによるフィネスに溢れかえり、そこにグラン・クリュの圧倒感が迫りくる感じがありました。
正直言って、ここまで凄いと思っていなかったので、動揺にも似たショックを受けてしまいました。全ての要素が球体的に詰まっていて、「14年のラマルシュの試飲はまるでジョルジュ・ルーミエの試飲のようだった。」と語ったリアルワインガイドの編集長 徳丸さんのコメントのように、
ブルゴーニュの中でも、極めて私たちの好みの味わいだったのです。
『フランソワ・ラマルシュ』は、ただの一過性のブームでは終わらないと確信しました。
現地を訪れたインポーターさんの話では、すでに、欧米評価に高得点がついた2010年の出来栄えは見事だったそう。2010年がひとつ完成形かと思ったといいます。ですが、そこからの ”快進撃”がお見事で、続く難しいヴィンテージも越えて更なる高みに登っていきました。インポーターさんが現地で、2014年を一口飲み、鳥肌が立ったと言いますが、私も震えに近いものが来ました!!!
年々、入荷数は減る一方ですが、絶対に『フランソワ・ラマルシュ』の今後が楽しみになってきます!
2003年にドメーヌに参画したニコルによって有機栽培に転換され現在はビオディナミを実施しているのですが、その結果、リアルワインガイドでは2012年ヴィンテージに驚くような高得点が連発され、ニコラの個性が開花した、ふんわりとした、驚きのワインが誕生しました。
フラッグシップワイン【ラ・グランド・リュ】について
ヴォーヌ・ロマネには『ロマネ・コンティ』を始めとして4つのグラン・クリュのモノポールがあります。そのうちの一つがラマルシュが所有する『ラ・グランド・リュ』です。『ラ・グランド・リュ』は『ラ・ターシュ』と『ロマネ・コンティ』に挟まれた絶好の場所にあり『ロマネ・コンティ』よりやや小さめの1.7ヘクタールの畑です。
1936年、IINAOがブルゴーニュの格付けを制定した時、このグランド・リュは最良の立地条件を兼ね備えているにも関わらず一級に格付けされてしまいました。1980年代になり、現当主フランソワの申請を受けてINAOは、このグランド・リュの畑の再査定を開始し、土壌分析、隣接する特級ワインとの比較試飲、近隣生産者との面談などを経て1992年、グラン・クリュへと昇格しました。