モロー・ノーデ
【湘南ワインセラーのコメント】
シャブリの新世代『モロー・ノーデ』。私が大好きなシャブリのドメーヌです!!亡き、ディディエ・ダギュノーが、エチケットのデザインの手助けをしたというくらい期待の新世代でしたが、2016年に当時の当主ステファン・モローが急逝し、妻のヴィルジニがドメーヌを引き継ぎました。そして、ますます魅力的なシャブリを造っています!!!
直後にはドメーヌの今後を危ぶむ声もありましたが、欧米での評価は揺るぎませでした。実際、ヴィルジニが率いるドメーヌのチームの結束力はステファンの急逝によってそれまで以上に高まり、ワイン造りに関しての細部へのこだわりは一層強くなりました。この成果に対し、ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランスは最新の2019年版で「ドメーヌの弛まぬ努力は昇格に値する」として、二ッ星への昇格を決めたほど!!!
湘南ワインセラーらしいセレクトの一つとなっている『モロー・ノーデ』のシャブリ。シャブリらしいミネラルと旨みに加え、じんわりとしたしみじみ感が他のシャブリには無い『モロー・ノーデ』ならではの魅力です!!!私にとって、『モロー・ノーデ』のシャブリは鮮烈でした!!
フランスでシャブリのニュージネレーション御三家として圧倒的な評価を受けているのが、・アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール、パトリック・ピウズ、モロー・ノーデ。
モロー・ノーデのシャブリをオンリストするレストラン
2017 年「世界のレストラン・ベスト50」で1 位に輝いたニューヨークの「イレブン・マディソン・パーク」やニューヨーク最高の三ッ星レストラン「ジャン・ジョルジュ」、カリフォルニアの三ッ星レストラン「フランチ・ランドリー」など、以下のような世界各国の三ッ星、二ッ星レストランに、ラヴノーやドーヴィサと一緒にオンリストされています。
●Eleven Madison Park イレブン・マディソン・パーク(ニューヨーク)三ッ星★★★
●Jean Georges ジャン・ジョルジュ(ニューヨーク) 三ッ星★★★
●French Laundry フレンチ・ランドリー(カリフォルニア) 三ッ星★★★
●Astrance アストランス(パリ16 区) 三ッ星★★★
●Pierre Gagnaire ピエール・ガニエール(パリ8 区) 三ッ星★★★
●Arpege アルページュ(パリ7 区) 三ッ星★★★
●La Bouitte ラ・ブイット(フランス/サン・マルタン・ド・ベルヴィル) 三ッ星★★★
●Noma ノーマ (デンマーク/コペンパーゲン) 三ッ星★★★
●Le Grand Vefour グラン・ヴェフール(パリ1 区) 二ッ星★★
●Apicius アピシウス(パリ8 区) 二ッ星★★
●THE SQUARE ザ・スクエアー(ロンドン) 二ッ星★★
●AI FIORI アイ・フィオリ(ニューヨーク) ザガット・サーベイでニューヨークのベスト・イタリアン・レストランに選出。フォーブス・トラベルガイドでも四ッ星に格付けされたレストラン。
ドメーヌはビオやビオディナミの認証は受けていませんが、ビオロジックを実践し、20 年前から、殺虫剤、除草剤、防虫剤、防カビ剤などは一切使用していません。施肥を行う際も有機肥料のみを極僅かに施すのみです。また、一年に4〜6 回土を耕し、手作業で除草を行っています。
一年を通じて、全ての区画で膨大な作業がありますが、ドメーヌではそれら全てを手作業で行い、シャブリのテロワールがワインの中に表現されるように最善の努力をしています。シャブリのテロワールが完璧に表現された果実のみをドメーヌのワインとして元詰するために、ドメーヌの選果基準は非常に高く厳格で、収穫されるブドウの実に1/2 以上がネゴシアンに売却されてしまいます。
幾つかのテロワールを共有するヴァンサン・ドーヴィサの影響を強く受けた手法で、畑の耕耘、有機栽培、手摘み収穫、全粒圧搾、野⽣酵⺟による発酵、⾃然清澄、⻑くゆっくりと行う樽熟成と言った可能な限り⾃然な方法でワインを造っています。