ニュイ・サン・ジョルジュ・1erCru・レ・プリュリエ[2019]ロベール・シュヴィヨン【フランス　ブルゴーニュ 赤ワイン】

【ニュイ・サン・ジョルジュ・1erCru・レ・プリュリエ】
ブドウの樹が植えられる以前はプラムの樹が大半を占める土地だったと考えられており、「prune（プラム）」が名前の由来になっています。ニュイサンジョルジュ南部、標高250～270ｍ、東向き、傾斜8～12度プルミエ・クリュ「Les Roncières／レ・ロンシエール」の北側に隣接。

【テイスティングノート】
美しく深い色調で若いうちから個性を発揮し、アロマにはフレッシュな夏の果実やカシスやスモモ、ブラックカラントの葉やアロエ、リコリス、スパイスなどの香りが感じられます。熟成するにつれてアロマに一層の複雑味が増し、味わいはリッチで円みを帯びますがフレッシュさはそのままで、ココアやスモークした肉のニュアンス、森の下草などのフレーヴァ―が生まれ、実に寛容で、伸びやかで官能的な余韻へといざなわれます。

【ワインアドヴォケイト】92～94ポイント
Rating (92 - 94) Reviewed by William Kelley Issue Date 15th Jan 2021 Source January 2021 Week 2, The Wine Advocate Unwinding in the glass with notes of blackberries, cassis, dark chocolate and spices, the 2019 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Pruliers is medium to full-bodied, rich and textural, its muscular chassis of tannin cloaked in an enveloping core of fruit, concluding with a mineral finish. This is quite a velvety, charming rendition of Chevillon's Pruliers.

【リアルワインガイド68号】94点＋（2017年ヴィンテージ）
もちろん素晴らしい香りであることを前提として、このワインは澄み渡った感がいｓｓぷ強い。さらに香水もある。ハンパなくいい香りだ。口に含むと柔らかくてみずみずしくてジューシーなのにメチャ凝縮している。底力とか大きさとか強さとかはそうないが（全てのワインがそう）、それを補って余りある、いや、お釣りが1億ユーロくらいある調和感と味の複雑さと普遍的なブルゴーニュワインの美味しさが詰まっている。すげーです。