レンシュキ・リーズリング・シュタイエルスカ[2022]ルネサンサ【スロヴェニア　自然派　白ワイン】

【レンシュキ・リーズリング・シュタイエルスカ】
葡萄：レンシュキ・リーズリング（ライン・リースリング）100％　　樹齢：35年
畑・土壌：大陸性気候、Stajerska（シュタイエルスカ）の粘土石灰質、シスト。南東向き。標高350M。
醸造：除梗せず。タンク内で自然に前清澄。全房のまま直接圧搾。天然酵母で発酵。
熟成： 500L、1,200Lのブルゴーニュ樽で12カ月熟成。瓶詰めの前にSO2わずかに添加。
味わい：ライムのジャムやビターなオレンジ、フレッシュなアプリコットも香り。
酸味がはっきりとしており、バランスの綺麗なワイン。

丸みのある果実と炙ったアーモンドを思わせる香味の調和。 シナモンや陳皮、柑橘を思わせるネパール山椒。 口に含んだ瞬間の情報量の多さ、高密度に詰まったエキス。 パイナップルを思わせるミクロ微粒子が星雲のように集まり大きく太く縦に伸びる。 岩塩を思わせる風味、圧倒的な存在感を持つ巨躯の余韻。 残糖に寄せず、アルザス的な厚みやオーストリア的なドライさとも異なるベクトル。 アルコール度数、樽の描く大きな輪郭、佇まいもブルゴーニュ的で当主の描く方向性が窺い知れる。 かつて氏が夢に見たリースリングのひとつの結論。買い続けて熟成した姿を追ってみたい。 （2024年9月　インポーターサンプル試飲）


【湘南ワインセラーのコメント】
オルヴォーさんより『ルネサンサ』の最新ヴィンテージが入荷しました！！

ブルゴーニュ価格高騰する中で、このワインの登場は一大ニュースとなりましたが今回の２０２２年はこれがまたすごいワインとなりました！

。スロヴェニアのワインですが、造り手は『ヴェロニク・マクマホン』というドメーヌ名でムルソーを造っていたアントワーヌ・ヴェルシェール。

その時は、ヴォルテックスの立野さんが最初に日本に輸入し、その後、ラシーヌさんに移りました。

コントラフォンを思わせるスモーキーさに背筋をゾクゾクっとさせられるスタイルのムルソーで、そのワインは唯一無二の個性とも言えるワインでしたがわずか５年程度のリリースしかなかったためご存知の方は多くはないかと思います。

そして２０２１年から、新天地のスロベニアの地で、現代的ブルゴーニュが失った個性を輝くように放つワインをリリースしました。

これが本当にすごかった！！！！！！

久しぶりに酒屋さん、ワインショップさんが唸っていました！！

ドイツのヴァーゼンハウス以上の反響とのこと！！！

そして今回の２２年はそれ以上の歓喜が上がる傑作！！

フルボディかつフィネスに溢れるエレガントな液体！！！！

内に秘めたパワーが増し

「圧巻！」「圧倒！」「ダイナミック！」

現代的な造りには無い樽香をまとう荘厳な存在感！

お見事です！！！

個人的な見解ですが「ムルソー・シャルム」を連想するような

静寂さから、うねるような液体のパワーが延々と湧き上がっております。

２年目のヴィンテージとは思えないほどの完成度です。