ヴェルエ・ヴァイス[2023]ヨハネス・ツィリンガー【オーストリア　自然派　白ワイン】

【ヴェルエ・ヴァイス】
葡萄：グリューナー・ヴェルトリーナー50％、リースリング25％、ムスカテラー25％
アルコール度数:11.5％
醸造・圧搾：全て手摘み収穫。天然酵母。グリューナー・ヴェルトリーナーは全房のまま圧搾。リースリングは除梗して24時間果皮浸漬。ムスカテラーは全房のまま足で破砕。ステンレスタンクと樽で熟成。濾過も清澄もせず。

果実感があふれ出すような躍動感があって、即、美味しい、飲み進んでしまう危険なワイン


【湘南ワインセラーのコメント】
昨日のＮＺのピノ・ノワールに続きまして！！

白ワインも同じようにブルゴーニュならではの【酸味】を軸にした複雑な構成にグっと惹かれてきましたが、最近ではそれがなかなか叶わなくなってしまいました。

そんな中、熱烈にご紹介したいのがオーストリアの『ヨハネス・ツィリンガー』です。抜けたクオリティの高さがあります。

今、ブルゴーニュワインに高い価格を払って頭で考えて好き嫌いを判断するよりも

気軽に買ってみて「これ、めちゃくちゃ好き！！」「他の畑も飲んでみたい！」と楽しめる選択肢を増やしたいと思っています。

特に上級キュヴェの「パルセレール」は古い葡萄畑の中でも最も冷涼な区画からのセレクションとなっています。

最北の畑ならではの酸の美しさ。と球体の舌触り。

塩気を感じるミネラルが圧巻で４,４００円！！

「うわっ！！凄い！！すごく美味しい！！！」となります。

少し小ぶりな造りで価格が抑え目な３５００円の「ヴェルエ・ヴァイス」は、圧倒感はないにせよ立体的な構造の複雑さが幾重にもなって素晴らしい！！これまでは硬質すぎる骨格がギシギシっとしていたのですが、温暖化によって逆に果実味の肉付きが良くなって満足度がアップしました。

ピュリニーやムルソーに惹かれて、あれもこれも飲みたくなったあの感じと似ています。

価格みたら、全種類下さい！！ってなります（笑）

『ヨハネス・ツィリンガー』は、相当レベルが高いです！！！