洗馬（白）[2023]ドメーヌ・オヤマダ(1本＋他1本)合計2本

ヴァンクールの輸入ワインとのセット販売とさせていただきます。

【セットの内容】（各1本）
◇洗馬[2023]ドメーヌ・オヤマダ（白ワイン）2,700円(税込2,970円)
◆ヴァンクール輸入のヴァンナチュール（税別6,350円以上のワイン）

【洗馬・白】
近年の特徴的なトロピカルにソーヴィニヨン・ブラン等のアロマティックな香りが広がり、硬質的な塩味がとても心地よい。2023年の太陽を彷彿させるボリューム感がありながらも、毎年進化する洗馬白らしさを感じ取れる。

長野県塩尻市洗馬にあり、垣根栽培でヴィニフェラが混植されている。標高約700 mで、晴天日数が多く、夜温が低く酸を維持できるなど、ブドウにとってまさに理想の土地！ブドウのポテンシャルと土地の個性を感じることができる。この畑から仕込まれたワインのコンセプトは「北のエレガンス」。2015年より30a畑を拡張し、白ブドウは新たにピノグリ、セミヨン、サヴァニャンの若木のブドウがブレンドされている。

洗馬の畑にある白の単一のキュヴェ。ソーヴィニヨンブランやシャルドネ、その他ピノグリやロモランタン、サヴァニャン等の様々なヴィニフェラ品種の混醸。 近年は2020年のソーヴィニヨンブランのボリューム同様、パッションフルーツの香りやボリュームを感じる。また区画「洗馬３」のピノグリは黒に近いほど熟し、セミヨンも少量はいるせいかハニー感やワックス風味の味わいがチラリと見えてきた印象。アロマティックな品種も段々と収量が増えてくるし、近年の太陽の熱量は果実のボリュームを上げてくるかもしれない。しかし、硬質な塩味や果実や蜜の感じが常にあるのも面白い。毎年ヴィンテージごとに楽しく変化していく“洗馬白”の中からも“洗馬白らしさ”が見えてくる。

樽での熟成時は非常に味わいも力強く、安定している。スティルヴァンを採用していることからも樽で眠ってた時のような“素晴らしさ”を感じるには2023+６年以上の熟成が必要かもしれない。 2023 年は、主発酵終了後にはすでに、高いアルコールからくるボリュームとやや熱を感じるソーヴィニヨンブランの香りがそうさせるのか南の土地を連想させた。おそらく暑いヴィンテージがそうさせるのだと思われる。収穫前にブドウのサンプリング分析を行うが、2023年はサンプリングしたその日がまさに収穫時期だった。日程を急に変更することが難しいのは私たちの課題だろう。