ルーシー・マルゴー
『ルーシー・マルゴー』は、 元シェフであるアントンファンクロッパーが 娘の名前を冠して設立したワイナリー。 彼の生み出すワインは 現在オーストラリア国内にとどまらず 世界中でセンセーションを巻き起こしています。
収穫された葡萄はすべて野生酵母で発酵。 温度コントロールも行わないために出来上がる ワインは毎年味わいが違います。 加えて毎年収穫されるブドウの味わいによって ブレンドやキュヴェを造り変えるために、 同じスタイルのワインがほとんど作られません。
補酸も補糖も行いません。清澄剤やエンザイムといった 添加物も一切使用しません。醸造中もSO2も一切使用しませんが、 ボトリングの際には35ppmの極わずかな量だけSO2を使用します。(これはもちろん赤道を越えて日本に輸入する上で最低限の 責任量だとアントン自身は言っています。) 彼のスタイルはあくまで「あるがまま」。 ピュアで身体に染み入るような優しさが印象的です。