ヴィニョーブル・クリュール

これまでスパークリングワインの「マネキネコ」をリリースしてきた『クリュール』さんが、完全な方向転換をはかり新しいブランド『ヴィニョーブル・クリュール』をスタートしました!!!
5アイテムをすべて試飲させていただきましたが、
ボトルとエチケットから放たれるオーラ同様に、味わいのインパクトに愕然となりました。。。。。
これには、参りました!!!
例えるなら『ジャン・マルクドレイヤー』の世界。
ものすごいパワーを秘めた液体に、後ずさりしてしまう勢いを感じます。
思わずひとこと「これは、相当レベル高いね!」と。
あの「マネキネコ」の『クリュール』が、これを造ったのか?????っと、ワインは農業でもあり、酒造でもあり、そしてアートでもある!!!!
エチケットのデザインは娘さんによるものですが、絵の具を垂らして滲ませた芸術的なデザインに、見た目からも心を奪われます。
まずは、昨年の12月のこと。。。。
スパークリングワインの「マネキネコ」をリリースしてきた『クリュール』が、これまでのビジネスをすべて売却して新たなブランドとして再スタートした。
というニュースが入りました。
酸化防止剤無添加の《極めてナチュラルな方向性のワイン》。
自分たちが本当につくりたいものだけを造るために10hあった畑を1.5hだけ残し、ワインのブランドや顧客など全て売却。
そしてものすごくハイインパクトなナチュラルワインを造り出しました!
「いや~~~花里さん。どうしましょう。。。入荷数もすごく少ないのですが、すごくインパクトのあるワインなので、リリースしたらぜひ飲んでみて欲しいです。」
と、予告されていたのですが、その時がようやくきました!
これまでの『クリュール』のワインは「マネキネコ」をはじめ、通常のワインもビオロジックではあるものの、ナチュラルなワインではありませんでした。
これまでの努力や実績を《自由》に変えた『クリュール』のワイン。
そして、クリュール家の歴史を感じ、所有する畑の立地やビオロジックによる葡萄のポテンシャルの高さが、この《自由》を後ろから支えています。
ペットナットとリースリングの生産量は約1000本。グラン・クリュ(←これが凄まじい)、オレンジ、ピノ・ノワールは1樽のみの生産。
通常なら国内消費で終わってしまう、この量ですが、これまでの関係性からか。。引き続き、日本にも輸出されることになりました。
衝撃作となった新スタイルの『ヴィニョーブル・クリュール』。
ヴァンナチュール愛好家、アルザスワイン愛好家の方には、いち早く飲んでみていただきたいワインです。
