バスティアン・ブータロー

い~い感じのゆるっとしたナチュラル感がしっくりくる『バスティアン・ブータ ロー』という新人さんがデビューしました。
試飲させてもらいましたが、いいです。美味しいです。
心地よいナチュラル感です!!
産地はフランスのプロヴァンス。
海外セレブの別荘もあり高級住宅地として名高いサン・レミ・ド・プロヴァンス の中心から車で10分ほどの郊外。
ソムリエとしてボマニールやヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニヨンのプリウレなどの 星付きレストランで仕事をしてきたバスティアン・ブータローは、
アンリ・ミランで仕事をしながら、耕作放棄地で生っているブドウを拾い集め 自宅のガレージでワイン造りを始めます。
素晴らしい古木のグルナッシュを偶然見つけて、バケツと剪定ハサミをもって ブドウを摘み、僅か140本のワインを造ったこともあるそうです(笑)
2018年まではミランのところで働きながらも細々とワインを造り続け、2017年に やっと現在の自宅兼醸造所を入手、オフィシャルにワイン造りを始めました。
2018年3月、バスティアンは借りた土地に初めて自分で植樹しました。
この区画では、トラクターは最初から入れず、全て馬と人間の手だけで仕事 を行っています。
畑、ブドウ、醸造ではよく観察し、反応を見る。生き物へのリスペクトは絶 対。自然とブドウをリスペクトして、手はなるべく加えない。農業における悪 い習慣も見直すべきだといつも気を付けています。
ワインをカーヴで寝かせている時はレゲエを聞かせているそうです(笑)