ロマノー・デストゥゼ
いや~~~~~~びっくりしました。。。。。
コート・デュ・ローヌの『ロマノー・デストゥゼ』(エルヴェ・スオ-)のワインが、最近、どんどん良くなってきていたのは分かっていましたが。。。
今回、遂にここまで来たのか!!!!!
っという感動作になっていました。
彼のワインは20年前、ナチュラルワインの生産者の視察として現・ヴォルテックス社長の立野さんと数名の酒屋さん仲間でフランスに行った際に、紹介されました。
コート・デュ・ローヌの薄旨ワイン。
という位置づけで赤はガメイなので、チャーミング、白はクリーンでナチュラル。といった印象のワインでしたが、この2,3年、大きく変化を遂げています!
ジュクジュクっとした熟れた果実の(熟しきった感のある)濁ったガーネット。
冷涼な北ローヌとは感じさせないほっこりした雰囲気と、それが、決して、野暮ったくならない、絶妙な感じ。
この絶妙さが「ある」と「ない」とでは、天と地の差ほどの違いがあるように思いますが、ゾクゾクっとする色気のようなものさえ感じました。
この変化は何なんでしょうか。。。
インポーターさんの話では、ドメーヌからのリリース時期をできるだけ遅くしているのと、特に今年は日本に到着した時に絶好調な状態だったので、特によかった。
葡萄の樹齢が高くなり、エルヴェ・スオーの醸造技術の高さとの相乗効果が抜群に良くなっている!
とのことでした!
パリ出身のエルヴェは元貴族だという妻の実家が経営するドメーヌ・ロマノーデストゥゼを受け継ぎ、1993年からワイン造りを始めました。16世紀に建てられたお城のような住まいに併設した醸造所は、歴史を感じる重厚感があります。
ティエリー・アルマンの元で学び、友人であるダール・エ・リボの元で研修を積んだ真の実力者。
年々ワインの質が向上し続け、現地での評価も上がっているそうですが、このワインを飲むと大いにうなずけます!!