ヴァン・ド・フランツ[2017]アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール（フランツ・ソーモン）【フランス　ロワール　自然派　白ワイン】

【ヴァン・ド・フランツ】
フランツのネゴスシリーズで2017年はシュッドウエストのGersからコロンバールとユニブランを購入しロワールの自身のドメーヌで仕込みました。2品種を直接圧搾後、半分は木樽、半分はセメントタンクで発酵・熟成しました。ライトイエローの外観から、お花の蜜やレモンのアロマ、柔和なテクスチャーが心地よくレモンシロップの果実感と酸、程良い苦みがアフターを整えてくれます。
【湘南ワインセラーのコメント】
旨みが凝縮していてじんわ～～りとしたナチュラルさが出ていてコストパフォーマンスが抜群！！！厚みとコクがあり、すっきりさわやか柑橘系のすぐ後に蜜！！余韻がリッチで、なかなか楽しめます！！デイリーの価格帯のソーヴィニヨン・ブランの爽快感だけでは、ちょっと物足りないな！というシーンで、コロンバール５０％とユニブラン５０％のクッキリとした骨格が添えられ、幅広い楽しみ方ができます！コクっとした余韻が欲しい場合には「ヴァン・ド・フランツ」がおすすめです！！


【インポーター情報】
ロワール地方トゥールから東側にロワール河とシェール河の間に広がる‘モンルイ’というアぺラシオンは1938年に認定され、シュナンブランで辛口から甘口までの白ワインを生産する『フランツ・ソーモン』。日本ではあまり見かけないAOCですが、M.Jacky BLOTの出現から始まり、今は亡きStephane Cossaisをはじめ色んな生産者がこのAOCの認知度を高めてきました。

『フランツ・ソーモン』は2002年から始めた醸造家で、今ではDomaineだけの生産量では足りなく2009年からはネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire（アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール）を設立し、意欲的に活躍しています。久しぶりに彼のモンルイを飲んだら、2002年当時のワインより、グッとグッと洗礼された素晴らしいワインになっております。

私の中ではいつまでも若きフランツが印象的ですが、今ではもう大御所の仲間入り、Gregory Leclear氏もフランツの所で見習いとして働いてたことがあり、そういう若手醸造家を育てどんどん指導する立場に回っているのです。丁度脂の乗っている充分な経験を積んだ中堅醸造家。やはりこういうワインは是非リストに載せて頂きたいラインです。