ル・ラヴィ[2019]マス・ド・レスカリダ【フランス　ローヌ　自然派　赤ワイン】

【ル・ラヴィ】
カベルネ、グルナッシュのブレンドですが、すっ～～っと伸びるナチュラルな旨みとミネラルがたっぷり詰まったミディアムの赤！！癒し系！！細かいタンニンが綺麗にまとまり、彼のワインの中で、一番シンプルで軽くスイスイ飲めるワイン。オクシタン語で「陽気で無邪気で天然なヤツ」という意味。彼の一番シンプルで軽くスイスイ飲めるワイン。それでも喜びを与えてくれるようなワイン。

葡萄：グルナッシュ50％。カベルネ・ソーヴィニヨン50％　樹齢：平均35年　アルコール度数：12.5％畑・土壌：友人からの買い葡萄、標高450メートル。三畳紀の砂岩の上に砂。南、南東向き。

醸造・熟成：セパージュ別に醸造。除梗、破砕後タンクで4日間マセラシオン、天然酵母。ルモンタージュ、ピジャージュせず。圧搾後、タンクでアルコール発酵7か月熟成。SO2添加せず、濾過・清澄ともにせず。愛情と共に瓶詰め。

腐葉土を思わせる還元的な香りが持続する。ブラックカラント、ダークチェリー。例年よりも強さを思わせる芯のある深い香り。飲み込むと軽快で上向き、薄く何層にも重なるような果実。張りのある酸の軽快な構成が重たさを感じさせない。全てに共通して摩擦係数ゼロで喉の奥に流れ落ちるようなレスカリダ節は健在。余韻にかけて熟した黒系果実が広がる。残像を描く余韻。(2021年1月　インポーターさんより)


●リアルワインガイド最新号75号　90点●
この生産者、ワインは濃く仕上げますが味わいの傾向は総じてエレガントだと思います。色調は何れも黒を基調にした凝縮のルビーレッドですが、アタックは柔らかく、とても飲みやすいです。バランスを重視した造りを感じますし、古木からしっかりと熟成した葡萄を収穫しています。タンニンに青さが無いので軽く冷やしてもイケそうです。コスパが素晴らしいです。