シャペル・デ・ザコル[2020]デ・ザコル【フランス　ローヌ　自然派　赤ワイン】

【シャペル・デ・ザコル】
丸みと繊細さ。シャペルは畑の St.Marcel d'Ardeche の丘 St.Julienにある小さな石造りの教会に由来します｡60%樽熟､40% ステンレス熟成。グルナッシュとカリニャンは 40 年以上の古木。2014 年に 2.5ha の畑を購入し新たな品種が加わりました。

とてもシルキーでしなやかで果実の生命力あふれるキュヴェで年々洗練さが増しています。グルナッシュとカリニャンの古木をブレンドし､カベルネ､シラーに加え､クーストンやオーバンなどの地場品種も使用しています。ブラックフルーツ､色あせたバラ､スミレ､スパイスの香りがし､ソフトでしっかりとしたタンニンが感じられます。

口の中で愛撫されるような感覚です。フルーティーでエレガントなワインです。口の中に美しい膨らみがあります。シャクヤクや色あせたバラの香りが絶妙です。果実､花､スパイスのノート。丸みがあり､グルメでエレガント。南部のテロワールを表現しています。 

【リアルワインガイド82号】92点
しっとりと湿り気を帯びた、大地とキノコの芳香。香りからしてもう美味しさが伝わってくるほど。わずかにプチプチとした口当たりの液体は中濃度で、香り同様のしっとり感が全体を包んでいる。甘くておいしい味わいがみっちり詰まっているが、その奥にはキノコがどっさり隠れている。それにしてもエレガント。全く角のない滑らかな液体はジューシーで、複雑さがありながらもただただ美味しい。８品種から造られるまぜこぜワインは、得も言われぬ魅力を放ちまくっています。