ピリ・ヴァイン
またまたディオニーさんより新世代のドイツのナチュラルワイン『ピリ・ヴァイン』が日本に入荷しました。
ガイゼンハイム大学出身のエリート!
しかも今回は女性醸造家!!
前回ご紹介した『ヴァイングート・ヴァルドルフ』同様(またはそれ以上に)モンティーユ出身の『ヴァーゼンハウス』に共通するブルゴーニュスタイルで、ドイツワインの概念を吹き飛ばします
とんでもない可能性を秘めたドイツの新世代のワイン!!
いち早くそれに気づき始めているセンスの高い日本の愛好家の皆様は絶対にお見逃しなく!!!!!!!!!
もちろん既にヨーロッパのアンテナが高いWine Loverからは大注目を浴びています。
ピリの実家は、数百年もの間、複合農家として生計を立て、ワイン造りも行っていて古いものでは1789年(フランス革命のころ!)のボトルがあったそうなんです!!
ピリは自分の農園で取れた野菜やハーヴを摂り、ワイン哲学やバックボーンも周りの自然環境への配慮と愛情に導かれるように紡がれていき彼女のワインによく表現されています。ワインにとって最初に大事なことは、畑での仕事を楽しみブドウ樹を育てる事。
セラーでの仕事はその次。
<ビオロジックでは銅や硫黄を畑に撒くことは許容されていますが、銅や硫黄を撒くよりも、畑やその周りで育つ蔦(つた)やイラクサ、つくし、ヨモギを自分で採取し抽出した自然の滋養薬のようなものを畑に多く撒きます。
畑の中や土の中に住む微生物を活性化しそこで採れたピリのぶどうのポテンシャルは極めて高く、万全なのですべて酸化防止剤無添加!
その上、フィネスまで感じるクラシカルさがあります。
この静寂さが何とも私好みな『ピリ・ヴァイン』。