ヴァン・テ・ユヌール・ヴァン・テ・アン[2022]レ・ゴーシェ【フランス　ロワール　自然派　赤ワイン】

 【ヴァン・テ・ユヌール・ヴァン・テ・アン】
ダイレクト・プレスによる薄い赤色のキュヴェ
Vin de France
品種:ピノー・ドニス 50%、ガメィ・ショードネィ 50%

醸造:手摘みで収穫したブドウを品種毎別々にダイレクト・プレスして、グラスウールのタンクで野生酵母で自発的にアルコ-ル発酵を行う。醸造添加物や SO2 は一切加えずに醸造。引き続き自発的なマロ発酵とシュール・リーの状態で熟成。瓶詰め前に 2 品種をブレンドして、無清澄・無濾過、SO2 も無添加で、重力を利用して自然に瓶詰め。

現行ロットは 2022 ヴィンテージ。収穫日はガメィ・ショードネィが 9 月 9 日。ピノー・ドニスが9 月 26~27 日。総生産量 2,200 本。アルコール度数は 12 度。2023 年 6 月時点のSO2 トータルは 13mg/l

『21h21 ヴァン・テ・ユヌール・ヴァン・テ・アン』とはフランス語で「21 時 21 分」のことです。これは、15 年以上前からセドリックの家族にとって一緒の合図になっている時間だそうです。夜夕食を終えてセドリックと妻が時間を見るたび、午後の 9時21分になっているのだそうです。子供達を含めた家族にとって、一種の運命的な時間になっているため、このキュヴェ名にすることにしたそうです。

このキュヴェは 2 種類の赤ブドウ品種をダイレクト・プレスして醸造したものですが、ブラン・ド・ノワールの色調ではありません。というのも、ガメィ・ショードネィが赤い果肉の品種であるため、圧搾した果汁は紫の色調を帯びていいます。それをブラン・ド・ノワールのピノー・ドニスとブレンドするため、最終的にグレナデン色の色調になります。このため、セドリックはブラン・ド・ノワールではなく、“ルージュ・ド・プレス(圧搾した赤)”と呼んでいます。

【湘南ワインセラーのコメント】
これはもう！！！

グルグル二重丸◎のめちゃ美味しい薄旨な赤ワインが入荷しました！！

ロワールの新人さん『レ・ゴーシェ』。

伝説の造り手『ランジュヴァン』の影響を受けたセドリック。

あのロビノさんのワインを若返らせたような…

いわば『令和版ランジュヴァン』ともいえるワイン。

薄い、淡い、液体の中にすべてが存在する！！

柔らかくて癒される液体でありながらエキスのうまみが膨大！！

今回入荷した「ヴァン・テ・ユヌール・ヴァン・テ・アン」は、ピノ・ドニスと ガメイのうす旨赤ワインにとって黄金のアッサンブラージュ。

梅かつおの出汁の旨味じわじわ～～。
細かい泡もピチっと跳ねる。
葡萄からしみ出たエキスを飲んでいるかのようなマニアックさ（笑）

『令和版ランジュヴァン』

正直、この価格でいいんですか？と思ってしまうお買い得感満載のワインです。

レ・ゴーシェとはフランス語で『左利きの人達』という意味。
セドリックも彼の娘も左利きのため、このように命名したのだそうです。