ブルゴーニュ・スーヴェニル・ルージュ[2021]プティ・ロワ【フランス　ブルゴーニュ　自然派　赤ワイン】

【ブルゴーニュ・ルージュ・スーヴェニル】
暑い夏を迎えた2017 年、ビオディナミで育つピノノワールをプレス後、開放タンクで一次発酵・マロラクティック発酵を行った後、228L の木樽で12 ヶ月熟成しました。
アルコール度数:11.77％

【リアルワインガイド83号】91点
毎年２種造るＡＣブル。そのスーザとロームそれぞれの量が少なくて２種をアッサンブラージュ。で、これまたたまらないブルゴーニュナチュラルワイン香。きのこたっぷりです。口に含むと21年らしい酸が美しく伸び、ミネラリーでエレガント。こういうワインを毎日飲んでいたい(昨年の20年も同じこと書いた気がする)。うま味が多く、フレッシュでいて枯れた味わいにはメロメロになります。


【プティ・ロワ】
日本人醸造家、斎藤政一氏による渾身のワインの雫。2006年まで長野県小布施のドメーヌ曽我で就労し、その後渡仏してドメーヌ・シモン・ビーズにおいて当主パトリック・ビーズの実直な取り組みのもと栽培・醸造に携わってきました。特にサヴィニィ・レ・ボーヌ1級セルパンティエールの畑においてビオディナミ導入に尽力したのは彼の大きな貢献によるものであり、シモン・ビーズがパトリックの没後にさらに本格的に有機栽培、ビオディナミに舵を切るための足掛かりを、ビーズ千砂氏と共に築いてきました。

シモン・ビーズの他に、2010年にドメーヌ・ルフレーヴ、2011年にドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエ、2012年にドメーヌ・アルマン・ルソーと、スター・ドメーヌにて経験を重ね信頼を獲得し、遂に2016年、満を持して自身のワイナリーとなるプティ・ロワを設立しました。

しかしネゴスワインだけにとどまらず、翌2017年には、サヴォワに住む友人ヴィニュロンが耕作放棄しようとしていた畑を全面購入し、日々休むことなく丹精を込めて栽培に取り組んでいます。現在自社畑をブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌに1.2haを所有しており、これらの赤ワインもまもなく入荷してきますので、乞うご期待ください。　飲んで美味しく、飲んで喜んでもらえるワイン造りを目指し、日々自然と格闘しています。