日向[2021]ドメーヌ・オヤマダ(1本+他1本)合計2本

ヴァンクールの輸入ワインとのセット販売とさせていただきます。

【セットの内容】（各1本）
◆日向[2021]ドメーヌ・オヤマダ（赤ワイン）2300円(税込：2,530円)
◆ヴァンクール輸入のヴァンナチュール（税別:4500円以上のワイン）
※セットのワインは当店にてセレクトさせていただきます。


【日向】
いつもの濃い黒さは控えめにガーネット 色、立ち上がりの直ぐは華やかで紫陽 花やスミレの紫の花や、スパイシーさに は胡椒。口中からようやくいつものシナ モン・クローブの香り。例年より果実が明 るめで収斂味がバランスよい。

山梨市江曽原日向にある、南向きの斜 面の畑。垣根栽培で南系のヴィニフェラ が混植されている。冬でも暑さを感じる ほど日当たりが良く、春の訪れも早い。 この畑から仕込まれたワインのコンセプトは「南の太陽」を喚起させるワイン。 2018年より古樽熟成1年に加え瓶熟成1 年を経てリリース！

日向単一のキュヴェ。同じヴィニフェラ品種の混植混醸でも、やはり山梨の温暖な気候、南向きの斜面とい うこともあり、洗馬とは違った個性を持つ。 2021 年は、春から萌芽時期に虫の食害が多く悩まされた。花芽の少ない芽が多く、収量減を覚悟する形のス タートだった。しかし「自然な収量制限がいい」と落ち着いて小山田氏は語る。結果、8 月以降の雨もありタ ナなどは大きく収量が減少したが、非常によく熟した。

シラーも例年より色づいていた。 2021 年の仕込みは一部を手で除梗をして約 2 週間ステンレスタンクで浸漬した。ピジャージュは圧搾の 5 日前から軽めに施した。いつもの南系品種の果実感と熱量に、腐葉土や土、リコリスやクローブの黒さのある 香りがある。2021 年からなるべく粒で残すように除梗している。今後は南の力強さに、繊細な腐葉土や赤い花 のニュアンスが加わりそうなので、土の香りとのバランスに注目していきたい。