洗馬（赤）[2021]ドメーヌ・オヤマダ(1本+他1本)合計2本セット

長野県塩尻市洗馬にあり、垣根栽培で ヴィニフェラが混植されている。標高約 700 mで、晴天日数が多く、夜温が低く 酸を維持できるなど、ブドウにとってまさ に理想の土地！ブドウのポテンシャルと 土地の個性を感じることができる。この 畑から仕込まれたワインのコンセプトは 「北のエレガンス」。 2015年より30a畑を拡張し、黒ブドウは 新たにカベルネフラン、トゥルソー、ムー ルヴェードルの若木のブドウがブレンド されている。

ドメーヌ・オヤマダのフラッグシップ。洗馬の畑単一のキュヴェ。カベルネフランを中心としたヴィニフェ ラ品種の混植混醸。 2021 年は、前年より勢いを増している区画“洗馬３”の品種の収量も増えて、より香りの強さと伸びがあ る。ルモンタージュの抽出によるエレガントさはそのままで、味わいにはボリュームが戻った。ちなみに、カ イガラムシの被害や春先の凍害などにより自然な収量制限にあい、収量は下がった。 

カイガラムシ対策には手が掛かる。1 株ずつ丁寧に歯ブラシ型のワイヤーブラシを使用して、越冬中のコロ ニーを見つけては除去していく。カイガラムシはブドウから樹液等を吸って甘い蜜を排出するため、アリが寄 って蜜を吸いにくる。アリは共生しているようで、凍害などにより壊死した部分や粗皮の裏、結果母枝の周り にアリが作った木屑の巣の様なものが見受けられる。また、その中にカイガラムシも居る。見つけては取り、 見つけては取り…を繰り返し、一日かけて１列終わらせる目標が課せられる。毎年、区画を少しずつずらして 行う為、全ての区画は取りきれない。この方法で地道に少しずつ減らしていくので、粗皮削りしたい方が居れ ば歓迎。