オリヴィエ・ジュアン
ビオロジックの効果により、葡萄エキスのパワーがブルゴーニュの中でもずば抜けている『オリヴィエ・ジュアン』!!数年前に来日した際にも、唖然としたジュアンのクオリティの高さですが、つい最近も『オーディフレッド』『ロブロ・マルシャン』『アンリ・マニャン』と飲み比べる機会があったのですが・・・・・。
『オリヴィエ・ジュアン』が圧勝!!という印象でした。
もちろん、全て、それぞれのドメーヌの個性がキラリと光る素晴らしいワインだったのですが、葡萄エキスがキュッと詰まったジュアンのワインから受けるインパクトが強烈で、圧巻!!
白の「オート・コート・ニュイ・ブラン」も凄いなんてもんじゃあありません!!
グワ~~~~っと広がる果実味、心地よい樽の風味、美しい酸味!!ゴ~~~ジャス&エレガント!!! なデイリーです!!樽のニュアンスと切れのある酸味のアンサンブルが最高!!!
そしてデイリーのACブルがこれまた素晴らしく、ACブルで、これほど旨みと果実のエキスが詰まりまくったワインって無いんじゃない????リアルワインガイドの徳丸さんも「こりゃ美味しい。即美味しい。 」と絶賛コメントを寄せていましたが、そう!!即、美味しいです!!
そして、当然ですが、「モレ・サン・ドニ・1er・cru・ラ・リオット・VV」には毎回ノックアウトさせられます(笑)このワイン史上最高のスタイルと品質と思う。」とRWGが94点を付けた通り最高峰の完成度!!これは、凄い!!素晴らしい!!お見事!!
モレ・サン・ドニだからこその掘り出し物だと思っています!!!
新ブルゴーニュと呼ばれ始めてから、10年以上ず~~っと追いかけてきた『オリヴィエ・ジュアン』ですが、黒系果実のしっとり濃密はいつものことながら、何と言っても色っぽさというか、なめらかでナチュラルな舌触りと喉ごし、そして、濃厚な黒蜜の余韻が、全て完璧なバランス。しかも、ですよ!今飲んでも美味しい!!!という傑作!!!どれか1本でも飲んでみてください!!とにかく良心的な価格となっています!!
◆インポーターさんの資料
近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついにこのような新世代の造り手が現れる日が来ました。今までのモレに対する固定観念を打ち砕く、清流のようにただただ美しいモレ・サン・ドニの登場であります。
オリヴィエ・ジュアンは純朴ではにかみ屋の好青年。1999年に独学ではじめたというビオ栽培は、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。
ブルゴーニュというところは、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら最速で動き、対処します」。確かに。土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかると彼、いつもいます(あとミシェル・ディジオイアも)。醸造も清潔・自然・丁寧。モレのエッセンスがさらにくっきりと、ピュアに表現されています。