LAND.2023ファットリア・アル・フィオーレ 【日本 宮城県　オレンジワイン】

【LAND.2023】
TType _ Amber
Vintage _ 2023
Winemaker _ Riku Ando supported by Hirotaka Meguro
Alcohol _ 12.7%
Grapes _ Delaware
Product _ 1,386btl
Grapes growers _ Budou to Ikiru, Yuichiro Iwase Area _ Yamagata
Technical _ Wild yeast, No sulphites,Additive free, Unfiltered

2021 年２月15 日、安藤 陸くんを偲ぶ会で、一部のみなさまにお渡したこのワインは、陸くん が2021 年３月に、Fattoria AL FIORE を卒業して、海外でさらなる経験値を積むため、一つの ステップとして、彼自身だけの手で仕込んだ特別なcuvée でした。 しかしながら、不幸にも突然の病により、年末に倒れ、2021 年１月11 日に他界いたしました。 募る想いはさまざまありますが、彼の今後や展望を、いつも明るくいろんな人に話していたこと が、つい昨日のことのようで、本当に残念でなりません。

彼の身体から魂は抜けてしまいました が、どこかできっと、いつものように、笑っていて、私たちを見守ってくれながら、また生まれ 変わって、どこかで会えることを信じています。今までも、そしてこれからも変わらず、アルフ ィオーレスタッフの一員として、陸くんのLAND は、毎年、私目黒が仕込み続けていきます。 テクニカルについては、毎年私なりにぶどうと陸くんとの対話で、その年のベストで仕込んでい くものですが、2023 年の仕込みに関しては、彼の生前の仕込みをトリビュートしながらも、 年々進化するアルフィオーレ理論を交えて、よりバージョンアップした仕込みのオレンジデラウ エアに仕上げております。

2022 ヴィンテージは、なかなか状態が安定していないため、先に2023 ヴィンテージからのリ リースに至りました。それはきっと、彼が今ここにいても同じ結果だと思っております。 本来であれば、命日にリリースさせてあげたいのですが、いかんせんワインも陸くんも、なかな かな難しい生き物でして、リリースのタイミングがずれてしまうことをお許しください。

◯味わい ：夕張メロン、生姜、和三盆、リコリス
◯シーン ：夕暮れ時の乾杯や、食後にゆっくり楽しむ
◯温度帯 ：10~16℃ 幅広い温度で楽しめます
◯グラス ：チューリップ型のグラス
◯お料理 ：鮪のタタキ、茄子の甘辛煮、中華料理全般
◯飲み頃 ：今～2030 年
◯飲みきり：抜栓から1 週間ほど


【湘南ワインセラーのコメント】
日本ワインの概念を覆す！！
『ファットリア・アル・フィオーレ』９月の新作が到着しました！！

もう待ちきれない２本をご紹介します！！

まずは「LAND」！！

アルフィオーレ立ち上げ当初から支えてきた若きスタッフ。お酒を心から愛し、仙台・東京の街を縦横無尽に飲み歩いてきた彼が、2021年に卒業を迎え、ニュージーランドへ旅立つ記念に、人生で初めて一から仕込んだワインこそが「LAND」でした。

しかし…そのクリスマスに倒れ、残念ながら翌年の1月に他界。
彼が遺した初仕込みのワインをトリビュートしながら、今もアルフィオーレの永遠のメンバーとして共に仕込まれている、魂の１本です。

年々進化を遂げるアルフィオーレの理論を重ね合わせたオレンジ・デラウェア。グラスから立ちのぼる香りは、夕張メロン、生姜、和三盆、リコリス！！エネルギーがほとばしり、飲めば胸が熱くなる…。中華料理との相性は抜群！ぜひ試していただきたい一本です！！

続いて「Bis」！！
2015年に目黒さんが初めて仕込んだワインのリバイバル版！！
その名も「Bis」＝アンコール。

グアバ、洋梨、コリアンダー、レモンピールの鮮烈な香り！ひと口で「これぞアル・フィオーレ！」と唸らせる感動の味わいです。まさに、飲むたびに心が震えるアンコールワイン！！！