【お一人様2本まで】バタール[2022]ノー・コントロール【フランス　オーヴェルニュ　自然派　】

【バタール】
少し濁りのある黄金色。パイナップル、金柑、ジャスミン、海藻の香り。ワインは滑らかかつほんのりクリスピーで、パイナップルのようなトロピカルなフレーバーとじわっと染み入る強かな酸がアクセントにあり、紅茶のような優しいタンニンが余韻を優しく引き締める！

収穫日はシュナンが9月10日、リンゴが10月15日。収量は豊作で50hL/ha！買いブドウはアンジュのジャン・クリストフ・ガルニエ、リンゴはノルマンディーの友人から！ワイン名は「中間、雑種」という意味があり、ブドウとリンゴという異なる果物を掛け合わせたお酒ということからBatardと名付けた！SO2無添加、ノンフィルター！

【ノーコントロール 訳アリ商品のご案内】
2023年春、現地で試飲した際は、シードルの爽やかさとシュナンのストラクチャーがマッチした、まるでアルザス・リースリングを彷彿する新感覚な味わいに自然と期待が高まりました。輸送後の変化は当初輸送による一時的なショックかと考え、以降ワインの状態と変化を見ながら、販売タイミングの検討を重ねておりましたが、現地で試飲した味わいと、輸入後の味わいが大きく違うため、訳アリ商品としてご案内いたします。 この様な瓶詰後の変化についてラ・ボエムのパトリックから興味深いことを教えてもらいました。

2022年のブドウ果汁は例年に比べて、酵母が分解しにくいフルクトース（果糖）がグルコース（ブドウ糖）よりも多く含まれている傾向があったそうです。その結果、瓶詰後に残ったフルクトースがラクトバチルスなどの乳酸バクテリアによって酢酸に変化し、予期せぬ味質の変化に戸惑った生産者も多かったようです。今回リリースされるバタール2022も、瓶内で乳酸バクテリアが活動し、酢酸値が上昇したことで、味質に変化が生じたものと考えられます。味わいとしては、リンゴ酢のような違和感が多少あるものの、一方で、リンゴの風味やシュナンのまろやかさはしっかりと表れており、飲み口の爽やかさも十分に楽しめる仕上がりとなっています。 皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。



【湘南ワインセラーのコメント】
昨年、来日した際に彼の人柄に触れてからさらに大ファンになってしまった造り手をご紹介します。

オーヴェルニュの超重要人物
『ノー・コントロール（No Control）／ヴァンサン・マリー』。

今回はなんと、最初で最後の特別価格ワイン「バタール」を含む全6アイテムが入荷しました！！

試飲して、まず出た言葉は

「めちゃくちゃ美味しい！！」

ジューシーで旨味たっぷり。
オーヴェルニュらしい冷涼感もあり、
液体がとにかくみずみずしく、綺麗で、躍動感がある。

飲んでいると、自然と心が躍ります。

薄ウマなんだけど、ちゃんと密度がある。
軽やかなのに、飲みごたえがある。
この不思議な感覚こそ、いまのノー・コントロールの真骨頂。

当主のヴァンサン・マリーは
真面目で几帳面、そして努力家。
センスが高く、頭も切れる。

彼のワインはとても創造的で、
同じオーヴェルニュの名手
『ラ・ボエム』のパトリックが絶賛していたという話も有名ですが

個人的には、いまのオーヴェルニュNo.1は、ヴァンサン・マリーだと
思っています。

ここ数年でスタイルがガラリと進化し、
湘南ワインセラーが大好きな
「綺麗で躍動感のあるオーヴェルニュ」を体現する
まさにキラ星の存在です。

今回ご紹介するワインは、
どれを飲んでも「ノー・コントロールらしさ」全開。

思わず
「おおおおおお～～～～」
と声が出る、感動的な傑作揃いです。


すべてのワインが高い次元でまとまり、完成度・表現力ともにパーフェクト。

エチケットから伝わる
“ド・マニアック”な雰囲気とは裏腹に、
ワインの中身は年々、確実に進化しています。

「いつか飲もう」と思っている方へ。

今が、いちばん美味しいタイミングです。どうぞお見逃しなく！！