ローラン・バーンワルト

1950年に父のローラン氏がはじめたこのワイナリーは、近年までごく普通のワインをつくっていましたが、息子のステファン氏の代になり自然派を意識したワインづくりを行うようになり、2007年にエコセールを取得しました。所有する畑の多くが泥土を含んだ石灰質の土壌で、これは特にゲヴルツトラミネールとピノ・グリに最適と言われています。
師匠は『クリスチャン・ビネールl』。師弟とはいってもさほど年齢に差はなく友人関係でもあるこのふたり。ビネールとの共同のネゴシアン・シリーズ「レ・ヴァン・ピルエット」の「ステファン・キュヴェ」は彼の葡萄で。SO2フリーなどしたため、お父さんの反対にあい、収穫される一部の葡萄をビネールのネゴシアン部門に供給しつつ、マイペースで独自のドメーヌのマニアックなワインのリリースを続けています!!!
『レ・ヴァン・ピルエット』と比べると、はっきりわかりますが、”ド・マニアック”な『ローラン・バーンワルト』自社ラベル。十分に変わっているので、あくまでも自然派ワインを飲みたい方のみにおすすめさせていただきます!そんなワインですが、ナチュール愛好家から絶大な支持をうけ、”マニアックさ”では、師匠のビネールを凌いでいるように思います(笑)