シャサーニュ・モンラッシェ１erCru・モルジョ・プティ・クロ・Ｖ.Ｖ.[2019]バシェ・ルグロ【フランス　ブルゴーニュ　白ワイン】

【シャサーニュ・モンラッシェ１erCru・モルジョ・プティ・クロ・Ｖ.Ｖ.情報】
2014年ヴィンテージで旋風を巻き起こした新進気鋭の『バシェ・ルグロ』！！
樹齢：1950年に植樹　　面積：2ヘクタール
土壌：南東向き。粘土石灰質、1級畑モルジョ内レ・プティ・クロの区画。　　

醸造：樽内で2カ月間アルコール発酵、その後、試飲をしながらバトナージュ（澱を攪拌）を施す。シュール・リーの状態で14か月熟成（樽熟成12カ月、タンク熟成2カ月。新樽比率30％）。

特徴：素晴らしい名声を得ている区画です。私達の所有する区画、リュー=ディー　Le Petits Clos（ル・プティ・クロ）はこのアペラシオンの心臓部分に位置しており、強い個性を備えています。

赤色の豊かな粘土石灰質土壌には1950年に植樹された株が深く伸び、ワインに丸みと偉大な白ワインの特徴である美しいミネラル感を伴う構造と素晴らしいバランスを与えてくれます。澱と共にシュール・リーで14カ月熟成させることでワインの突出したナチュラルな個性が現れてきます。

2019年ヴィンテージのコメント
抜栓直後から明らかに細かく多い情報量。個々の要素が多く絡み合い点描画のように大きなスケールを導く。 細く細かく巡る硬質な酸の軸。次から次へと湧き上がる要素はすべてがまだ発揮されてなくとも くるくると連続する果実の表現力に引き込まれていく。 硬質でともすると難解なピュリニーに対し、かつて比肩していた頃のシャサーニュのお手本。 樹齢の高さ、余韻に希薄さが皆無、圧倒的な開放感、パノラマ、見渡すような余韻。 ピノ・ノワールから改植して名声を落としたシャサーニュではなく、偉大なワインとしてのシャサーニュ。 2019年という果実味と酸の軸の両立した中では大きなバーゲン。 （2022年4月　インポーター）

ティムアトキンMW：94点（2018年ヴィンテージの評価 Decanter 2018 En Primeur Tasting）