サントネイ・１erCru・クロ・ルソー・レ・フルヌーＶ.Ｖ.[2019]バシェ・ルグロ【フランス　ブルゴーニュ　赤ワイン】

【サントネイ・１erCru・クロ・ルソー・レ・フルヌーＶ.Ｖ.の情報】
1914年からの樹齢の古木お含む区画ならではの熟した果実味と滑らかなタンニン、余韻の複雑味は、コート・ド・ニュイの１級畑のワインのようでした！！実際に「サントネ」の土壌は、典型的なコート・ド・ボーヌと異なり、コート・ド・ニュイと同様のジュラ紀中期の地層が再び隆起する場所です。そのためか、サントネでは骨格のしっかりとした体躯を持つワインが生まれ、生産者によってはジュヴレ・シャンベルタンとの類似性を指摘する人もいます。私も、ジュヴレに似ていると感じています！！

「クロ・ルソー」の一部となるリュー・ディで、コート・ド・ボーヌで最も古い葡萄樹です。類まれなるこの極めて樹齢の高い古木だけを特別なキュヴェとしてワインを造ることを決断しました。そして結果としてそれは類まれなるワインを生み出したのです。このワインを飲んで「サントネイ」と答える人はいないと思いました！！

（2021年3月インポーターより）
もぎたてをクラッシュしたカシスやアメリカンチェリーにガラムスパイスのアクセント。引き込まれるような奥行き感がありながら、構造を緻密に描く酸の細やかな骨格。赤から黒、黒から赤へと重なり合うような沢山の果実の要素。旅先の寺院で細部まで丹念に描き込まれた緻密な絵画に目を奪われるような荘厳な感覚。長く長く続く余韻。果実の残創。樹齢の高さもあり、密度と余韻の素晴らしいワインです。

Tasted by Tim Atkin MW(2018年ヴィンテージの評価 at 2018 En primeur tastings, Burgundy, 20 Oct 2018)
  Les Fourneaux is a lieu-dit within the Clos Rousseau Premier Cru, which is widely regarded as one of the Santenay's best sites. Most of the vineyard was planted right back in 1914 and this is often a wine that marries concentration and structure.

Smartly oaked in 30% new wood, it's a spicy, intense, well-balanced Pinot Noir with black cherry fruit and a spine of serioustannins.Drinking Window 2023 – 2032 Tasting Score 94

『生産者からの情報』
樹齢：1914年に植樹　　面積：0.4ヘクタール 土壌：南東向き。粘土石灰質　　
醸造：低温浸漬を4日間、アルコール発酵10日間、その後さらに6日間浸漬。
低温状態で樽に移し、シュール・リーの状態で14か月熟成。（樽熟成12カ月、タンク熟成2カ月）。すべて樽熟成（新樽比率30％）。

特徴：比類なきワインです。レ・フルヌーはサントネの１級畑クロ・ルソーの一部となるリュー・ディです。この小区画の葡萄樹は1914年に植樹されたコート・ド・ボーヌで最も古い葡萄樹です。類まれなるこの極めて樹齢の高い古木だけを特別なキュヴェとしてワインを造ることを決断しました。

そして結果としてそれは類まれなるワインを生み出したのです。新しい味わいを体感出来るのです。これらの古木は特別に細心の注意と敬意をはらって手入れをしなければなりません。１本１本の樹の根元が大きいために、この区画では機械を使うことは出来ません。

古木の幹を支え、若枝を結び、補強するこれらの作業はすべて人間がひとつひとつ手で時間をかけて行います。私達の仕事は、植物博物館の管理者の仕事に似ているかもしれません。古代の芸術作品と接するような気持ちを持っています。古木は表土からはるか地中深くまで根を生やし、ヴェルヴェットのように滑らかなタンニンをワインに与えてくれます。

非常に熟した黒系果実の特徴があり、アイデンティティーを感じるこのワインを飲んだ数少ない方々は、誇りに感じてくれるかもしれません。比類なき喜びとともに…