ラ・シラー・ド・ラ・ピネード[2021]ドメーヌ・フォン・シプレ【フランス　ラングドック　自然派　赤ワイン】

【インポーター情報】
色合いは照りのある紫の深いガーネット。ダークチェリー、ミュール、スミレ、バナナの皮の香り。ワインは芳醇かつコクのあるしっとりと滑らかな果実の凝縮味があり、アフターに広がる滋味深いミネラルとカカオのようなタンニンの苦みが心地よい味わいです。

収穫日は9月14日、15日とブドウが晩熟でした。収量は春の遅霜により30 hL/haと例年に比べて30%減。ワイン名は畑の区画の名前。La Pinedeには「松林」という意味。SO2無添加、ノンフィルター。

  

2021 年は南仏には珍しく春に寒波が降り、低地の部分の畑が一部の遅霜の被害に遭いました。ですが品質的には夏が涼しかったことと、ブドウの収穫をいつもよりも長く待てたことで、フェノールのしっかりと熟したエレガントなワインが出来上がりました。

ロドルフ自身が「傑作」と評した前年と同じく、コクがあるのに酸が乗っていて涼しさを感じる上品な味わいに仕上がって酒質のレベルは、ラングドックのシラーというよりもサン・ジョゼフやコルナスなどローヌのフィネスあるシラーを彷彿させます。